第255回千代田チャリティ・コンサート
ギターデュオの王道を極める
誰もが一度は聴いたあの名曲たち
ずっと寒い日が続いておりましたが、コンサート当日は一転して暖かな一日となりました。1月は弊社創立60周年記念のニューイヤーコンサートを、大洗にございます弊社の細田ホールで開催いたしました。東京からも大勢のお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。
今回はギターデュオの「poco a poco(ポコ・ア・ポコ)」をお招きし、皆様おなじみのサイモンとガーファンクルの名曲をたっぷりと堪能していただきました。サイモンとガーファンクルの5枚のアルバムを歴史的に順を追っての演奏です。篠原啓三さんは、ポール・サイモン役で低い声を担当。また、篠原さんは企業の人事コンサルタント、フォークグループ「Old Voice」で都内各所でライブ演奏している傍ら、ギター教室で講座もお持ちです。そして、今回の「poco a poco」の活動と実に四足のわらじをはく多彩な活動をされています。伊藤友行さんは、篠原さんより6つ若く、アカペラグループ「武蔵関部屋」、懐メロバンド「昭和食堂」、男声合唱団「紐育(ニューヨーク)男声東京合唱団」などに所属しています。初台のオペラシティでのコンサートではソロを歌われたそうです。本業は建築士さんとのことで、伊藤さんもまた多芸多才な方です。
今回は6弦ギター、12弦ギターを駆使した演奏と見事な歌に加えて、MCがとても充実していました。丁寧親切な解説で曲のバックグラウンドを余すところなく知ることができました。音楽はその背景を知ることでより味わい深くなります。ご自身の演奏する音楽がこんなにも素敵なんだということを伝えたい情熱がMCで伝わってきました。サイモンとガーファンクルと同時代に青春時代を過ごされたお客様もたくさんいらっしゃったようで、皆様は歌と演奏を聴きながら思い出に浸っておられたようです。
伊藤さんと篠原さんの汗をかきながらの大熱唱ぶりは本当に感動ものでした。弊社会長細田敏和が「お二人の演奏で心安らぎました。そして、十分鋭気を養わせていただきました」と申しておりました。名曲の数々をお二人の熱のこもった演奏でお聞きすることですっかり癒やされました。音楽とは癒やしであるとつくづく実感しました。癒やされると自然にエネルギーに満たされるようです。誰もが必ず聞いたことがある名曲を「poco a poco」のお二人のギターと素敵な歌声にすっかり癒やされた2時間でした。素晴らしい演奏をありがとうございました。
フォトレポート
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