第254回千代田チャリティ・コンサート
精鋭達による音楽の神髄に酔いしれる
大洗の新春を彩る華麗なハーモニー
平成最後の年となります新年最初のコンサートは、弊社の創立60周年記念コンサートとなりました。
東京のお客様はバス2台を仕立てて、大洗町にあります弊社の細田ホールに向かいました。また、大洗町のお客様にも大勢お越し頂きました。当日はお天気が心配されましたが、見事に青空が晴れ渡る穏やかな一日となりました。お天気も弊社の60周年を祝ってくれたかのようでした。
大洗町長小谷隆亮様にもお越し頂き、祝辞を頂戴しました。さらには、弊社会長細田敏和がフランス政府より放射線防護の分野で貢献したということで、国家功労勲章シュヴァリエを叙勲されることとなり、丁重なご挨拶と花束贈呈を賜り、誠にありがとうございました。
今回は特別プログラムと言うことで、日本フィルハーモニー交響楽団の精鋭達による木管五重奏をお届けすることになりました。一部はプーランク、モーツァルト、ビゼー、二部は映画音楽のメドレーやジャズなども加えての演奏でした。フルート、オーボエ、ホルン、ファゴット、クラリネットの木管楽器についてお一人ずつ分かりやすい説明をしてくださいました。演奏は日フィルの精鋭による演奏ですので、もちろん聴き応え十分なのですが、加えて司会を担当されたホルンの丸山勉さんの秀逸な司会者ぶりが素晴らしいものでした。
当意即妙、軽妙洒脱、わかりやすさに加えて、随所でお客様の笑いを取り、場を和ませすっかり会場の雰囲気をひとつにするものでした。ファゴットの鈴木一志さんが「この司会者って凄いですよね。ホルンが無くても生きていけます」とその名司会者ぶりを讃えていました。
茨城県出身の奏者が5人中2人もいらっしゃいました。オーボエの松岡裕雅さんは笠間市出身、クラリネットで若手のホープの照沼夢輝さんは東海村ご出身で今も東海村にお住まいだそうです。そして、紅一点フルートの真鍋恵子さんは首席奏者の実力もさることながら、終始笑みを浮かべて和やかな雰囲気を醸し出していました。木管五重奏で感動し、また笑いあり、ひとつひとつの曲の解説も丁寧にしていただいたおかげで勉強にもなりとあっという間に楽しい時間が過ぎていました。
『きょうは本当に大勢の皆様にチャリティしていただき、ご厚志が32万2千円となりました。誠にありがとうございます。基本的に恵まれない子供さん達に使っていただこうとご寄付させていただいております。本日のご厚志も有効に使わせていただきます。きょうはお忙しいなか、コンサートにお集まりいただきまして本当にありがとうございました』。弊社会長細田 敏和の言葉です。次の創立70周年記念を目指して、引き続きチャリティコンサートは続けてまいります。どうかご支援の程よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
フォトレポート
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