第177回千代田チャリティ・コンサート
慈悲の音色が心の深淵に語りかける
真の癒しに出会う
年明け最初のコンサートは、癒やし系音楽ユニット「CRESCENT（クレセント）」のお二人、ピアノの太田みづほさん、ギターの山崎真也さんをお迎えしてヒーリングミュージックを演奏していただきました。
当日は寒い中、大勢のお客様にお越しいただきましたが、ヒーリングミュージックで心の芯から癒され温まることができたのではないでしょうか。皆様おなじみの映画音楽やクラシック音楽、そしてクレセントのオリジナルとさまざまな角度から皆さんが寛がれるようにと演奏されている印象を受けました。
演奏の合間のMCも実に丁寧でやさしく心がこもっていて、これもひとつの癒しなのかと思いました。太田さんによれば、ヒーリングミュージックとは深呼吸できるような音楽だそうです。ギターの山崎さんも、冗談交じりでイビキをかきさえしなければ、お客様が眠ってしまわれてもかまわないとのこと。
音楽に対する姿勢が自分たちの音楽を聴かせるというより、何より聴いているお客様がすっかり寛げるように心がけているようです。それがヒーリングミュージックの本質なのかもしれません。
年の初めにクレセントのヒーリングミュージックで癒され、心をリセット。大人のお年玉をいただいたような気分です。ありがとうございました。
フォトレポート
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第177回コンサートのテーマは、「慈悲の音色が心の深淵に語りかける。真の癒しに出会う」。
弊社社長細田のあいさつを忘れて司会進行、「やってしまった！（><）」と後悔しきり。ヒーリングミュージックを聴く前からアルファ波出まくり、本年初仕事の司会者でした。
CRESCENT（クレセント）のお二人が登場。オープニングはオードリ・ヘップバーンでおなじみの「Moon River」。ピアニストの太田みづほさん。ピアノがとても優しい音色です。
ギタリストの山崎真也さん。アレンジャー、ミュージシャンとしてアーティストをサポート。様々なバンドのベーシスト、ギタリストとして活動をされています。
グループ名の「CRESCENT（クレセント）」は三日月の光のことだそうです。月の光のようにあたたかく、美しく、やさしくという意味を込められたそうです。ヒーリングミュージックにぴったりのネーミングですね。
ヒーリングミュージックで有名なアンドレ・ギャニオンを続けて2曲。「溢れる愛の中でも」、「めぐり逢い」。
ナット・キング・コールで有名な「When I Fall In Love」。続いて、「そうだ京都へ行こう」のCMでも使われた曲「My Favorite Things」- 山崎真也さんのギターがとても心地よい。
お二人の解説がとてもやさしい。ヒーリングピアニストの第一人者ジョージ・ウィンストンの「Longing/Love」。イビキをかかない限り眠ってしまっても構いません（山崎さん）。
オリジナル曲「静かな森」。落ち着いた中に情熱を秘めたようなイメージ。曲はすべて山崎さんの作曲で、CDの曲はお風呂に入っているときに曲が降りてくるようにあっという間にできてしまったそうです。モーツァルトみたい。
常に丁寧な解説の太田さん。一部最後の曲は、荒川静香さんが金メダルをとったときエキシビションで使った曲、ケルティックウーマンの曲で「You Raise Me Up」。
後半は照明の雰囲気も変えてスタート。「震災を機に日本の美しい曲を再認識、これからは日本の素晴らしい曲を演奏していきたい（太田さん）」。曲は「見上げてごらん夜の星を」。
「ふるさと」の演奏後は、クラシックをヒーリングミュージック風にアレンジした曲とのことで、「G線上のアリア」、グノーの「アヴェ・マリア」と続きます。
まさに穏やかなという言葉がぴったりのオリジナル曲「穏やかな日々」。「音楽にはそもそも癒しの効果がありますが、ヒーリングミュージックはその点に特化した曲（太田さん）」。
実は太田さんのご夫君でもある山崎さんより、太田さんが皇后陛下の御前で演奏されたときはどんな状況だったのかご説明がありました。
愛のオーラに包まれているようで、これほど愛に溢れる心の持ち主がおられるのかと皇后陛下に会われた印象を語る太田さん。これがきっかになってヒーリングミュージックのピアニストになられたそうです。
ディレクターさんからのリクエストで「ひまわり」、続いてもう最後の曲となります「星に願いを」。「皆様のさまざまな願いが叶いますように（太田さん）」。
お客様の盛大な拍手を受け、アンコールで「Over The Rainbow」を演奏。花束を受け、お客様に挨拶されるクレセントのお二人。細やかな気遣いに満ちた、癒しの音楽をありがとうございました！
