第265回千代田チャリティ・コンサート

心が音色に満たされる
笛の響きに包まれる至高の共鳴

令和2年最初のコンサート。当日は一時雨でお天気はぐずついておりましたが、大勢のお客様に足をお運びいただきました。ありがとうございます。

今回は新年の幕開けにふさわしく艶やかなコンサートをということで、フルートとオカリナによる四重奏団「小春空カルテット」の皆様にご出演いただきました。曲目はチャイコフスキー、サン=サーンス、バッハなどのクラシックをはじめ、ポップス、ジャズ、映画音楽、民謡と幅広いジャンルからのものとなりました。はじめはフルートの四重奏ということで、フルートの楽器説明をしてくださいました。コンサート・フルート、アルト・フルート、バス・フルート、そしてフルートの派生楽器であるピッコロとそれぞれ音域が異なります。重たくて立って持つことができないバス・フルートは初めてご覧になる方も多かったのではないでしょうか。

そして、オカリナの四重奏がとても新鮮でした。オカリナは1オクターブと6度と音域が狭い楽器で、普通の人が歌って出せる音域に近い音色をだします。そのために大きさの異なるオカリナを使って、広い音域を出すようになっているそうです。このオカリナの音色が実にやさしく、音域が人の声に近いせいか、歌として聞こえるような感じがあってとても自然でした。

弊社会長 兼 社長の細田敏和が「オカリナの音色が私たちの心に自然に入ってくる感じがして、とても癒やしになりました」と申しておりましたが、まさにその通りで、皆様も同様の感動をされたのではないでしょうか。

ユニークだったのは、「小春空出身地民謡メドレー」でした。メンバーのみなさんの出身地由来の民謡のメドレーでの演奏です。民謡の演奏に、人の声の音域に近いやさしい音色をもったオカリナがとても合っていました。この曲を作られた茨木智博さんが小春空カルテットの皆さんのイメージが、「小春日和」のようだと言われたそうですが、わたしたちも寒い冬にふと訪れる小春日和のぬくもりを4名の皆さんの演奏を通して感じられたのではないでしょうか。

実は2年前に小春空カルテットの皆様の出演が決まっていたのですが、弊社の都合等で今回までお待ち頂くことになってしまいました。弊社会長 兼 社長の細田敏和が「これほど素晴らしい皆様でしたら、2年間の間に3回くらい出て頂いても良かったと思います。本当に素晴らしいニューイヤーコンサートになりました」と大絶賛しておりました。やさしくて癒やしの起こる素敵なコンサートでした!小春空カルテットの皆様、ありがとうございました。

 フォトレポート

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