第233回千代田チャリティ・コンサート

響き渡る大人の歌声
ジャンルを超えた名曲を堪能する

ちょうど2月中旬となりましたコンサート当日ですが、寒さが幾分緩んで暖かなコンサート日和となりました。皆様のご期待の向きもございますいつもの司会者は出張のため、ピンチヒッターの司会者による進行です。

本日はヴォーカルグループ「THE CLAPPS'」の皆さんをお招きして、クラシックはもとよりミュージカル、ポップス、さらに歌謡曲に至るまで幅広いジャンルの曲を歌っていただきました。
4名のお一人お一人がオペラのソリストを務めるという実力者揃いで、とにかく声量があって迫力があります。わたしたちにストレスがあったとしても、その迫力にストレスがかき消されてしまった思いを抱いたお客様も多かったのではないでしょうか。

クラシック音楽とポピュラー音楽とが融合したサウンドは「クラシカル・クロスオーバー」と呼ばれているそうですが、THE CLAPPS'はより広範なジャンルでクロスオーバーしているように思います。また、お客様にとにかく楽しんでいただこうとするエンターテナーとしての姿勢に感動いたしました。ソロ、デュエット、フルセットでの構成、詳しい曲解説、お客様の年代に合わせた曲選択、そしてお客様との合唱。実にくつろいで、わくわくしながらあっという間に過ぎた2時間でした。

弊社会長細田が申しておりましたように、この迫力がより活かせる大きな会場、たとえば弊社大洗の細田ホールのようなところで歌っていただける機会があればいいなと思った次第です。その迫力と人を楽しませる実に楽しいコンサートでした。
THE CLAPPS'の皆さん、ありがとうございました。

 フォトレポート

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第233回のテーマは、「響き渡る大人の歌声。ジャンルを超えた名曲を堪能する」。いつもの司会者は本日は出張のため、ピンチヒッターの司会者となります。本日はコンサートに加えて、皆様からお預かりしたご厚志の贈呈式もあるなど盛りだくさんの内容となります。

今回のコンサートの音楽監督、そしてアレンジもされたピアノの金井信さんのご登場。歌劇「椿姫」より“乾杯の歌”の演奏からスタートです。

金井さんの演奏に合わせて、“THE CLAPPS'”の皆さんが次々と歌いながらの登場です。

メンバー紹介です。左からバリトンの押川浩士さん、リーダーでテノールの高野二郎さん、紅一点ソプラノのみゆきさん、そしてテノールの猪村浩之さん。実力派揃いの皆さんで期待が高まります。

次の曲は時代を遡りまして、モーツァルトの宗教曲で大変有名な「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。合唱で歌われることが多く、とても穏やかで美しい曲です。

詳しい解説をされる高野さん。オペラのアリアを2曲続けてのお届けとなります。バロック時代の最後に活躍した作曲家でバッハと並び称せられるヘンデル、彼はバッハと生年が同じで、彼らはふたりとも目の病気にかかり、同じく手術をして晩年失明してしまったという共通点もあるそうです。ヘンデルはドイツからイギリスに渡り高い評価を受けました。

高野さんが歌うのは、ヘンデルの作曲のオペラ『セルセ』のアリアで「オンブラ・マイ・フ」。ちょっと変わった趣向で、この曲が始まる前に序曲の後半の演奏からつなげて歌い始めます。高野さんが、なんとフルートを吹いて歌も歌うという多芸多才ぶりを発揮します。

世界で最も多く上演されているオペラとして知られるビゼー作のカルメンより、“闘牛士の歌”をバリトンの押川さんがフランス語で歌います。

続けてオペレッタ「メリー・ウィドウ」よりメリー・ウイドウ・ワルツと呼ばれている“高鳴る調べに”をソプラノのみゆきさんとテノールの猪村さんとのデュオでお届けします。

THE CLAPPS'の音楽プロデューサーを務めている金井さんのピアノソロをお届けします。ご来場の皆さんの年齢層に合わせて曲をその場で決めておられるとのこと。今回は1960年代、どんなに新しくても70年代までと判断されたようです(笑)。 

映画「ひまわり」、アランドロンで有名な映画「太陽がいっぱい」、ヴィヴィアン・リー主演の映画「風と共に去りぬ」からそれぞれ主題歌の演奏です。

THE CLAPPS'の歌に戻って、カンツォーネをメドレーです。皆様おなじみの「帰れソレントへ」、「忘れな草」、「ヴォラーレ」、「オー・ソレ・ミオ」。みゆきさんがいないと思ったら、最後に客席のほうからものすごい声量で登場。仕掛けもバッチリで盛り上がります。

一部最後の曲は歌劇「トゥーランドット」より“誰も寝てはならぬ”。素晴らしい歌声と迫力にお客様よりブラボーと声がかかります。

二部のオープニングは、「ネッラ・ファンタジア」。エンニオ・モリコーネ作曲の「ガブリエルのオーボエ」をサラ・ブライトマンがカバーしていることでも有名です。

次は映画「ピノキオ」より“星に願いを”。男性が二人で歌うことはあまりない曲だそうです。高野さんと押川さんとで「可愛らしく」歌います。

ミュージカル「マイ・フェア・レディ」より“踊り明かそう”。主人公のイライザが天にも登るような喜びを歌い上げたのがこの曲です。同じようにみゆきさんが歌い上げます。

映画「慕情」よりテーマソング。高野さんと猪村さんとでお届けします。年配のお客様は懐かしそうに聞き入っていました。ちなみに、慕情はオペラ「蝶々夫人」のアリアの部分を参考にして作ったと言われているそうです。

プログラムにはない曲を金井さんのピアノ・ソロでお届けします。曲はグレン・ミラーの「イン・ザ・ムード」。

これまで大きな声で歌い上げる曲が多かったので、今度は静かな曲を猪村さんがソロでお送りします。曲は1994年のイタリア映画「イル・ポスティーノ」より“ミ・マンケライ”。心に染みるいい歌です。

坂本九さんの歌で有名な「見上げてごらん夜の星を」を会場のお客様と一緒に歌います。皆さんご存知の曲なので大きな声で唱和されていました。

メンバーの皆さんが各々初めて買ったレコードの思い出話をされた後、懐かしさつながりということでしょうか、高野さんが生まれ年にデビューした内山田洋とクールファイブの「長崎は今日も雨だった」を歌います。形態模写風に歌い上げます。

最後の曲はサラ・ブライトマンの歌で有名な「タイム・トゥー・セイ・グッバイ」。

お客さまの盛大な拍手に応えてのアンコールは、THE CLAPPS'のテーマソングのように歌っているフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」。素敵な歌をありがとうございました。

皆様からお預かりいたしましたご厚志の贈呈式が行われました。今回は恵まれない子供さんたちが一人でも入ることのできる「要町あさやけ子ども食堂」様に贈呈されました。お忙しい中、代表の山田和夫様お越しいただきました。

弊社会長細田敏和より閉演のご挨拶。『きょうはご年配の方向けの楽曲が多くてご満足いただけたのではないでしょうか。THE CLAPPS'の皆さんは声量があって、とにかく凄い迫力ですね!機会がありましたら、弊社大洗にございます大きな会場の細田ホールで聞けたらいいなと思いました』。