第203回千代田チャリティ・コンサート
奇跡のような巡り合いの中で
人・音楽・自然
コンサート当日は、曇り空でしたが最高気温が20℃を下回るという過ごしやすい一日となりました。目前に控えた梅雨を吹き飛ばし、一気に夏に突入するような意気込みでコンサートに出演していただくのは、かねてより出演を熱望されていた日本フィル交響楽団の主席トロンボーン奏者・藤原功次郎さんです。
これまでのどの出演者よりも早く会場入りをし、直前まで練習を続けるという熱心さ。コンサートが始まれば、底抜けに明るく、元気なお人柄に会場全体が包まれたかのようでした。
今回のコンサートのテーマにもありますように、藤原さんは「人との出会い」をとても大切にされています。コンサートに駆けつけてくれた金管五重奏のお仲間についても、「みんながいるから演奏ができる、支えられているから演奏ができる、とてもありがたかった!」と感謝の言葉を述べる藤原さん。
オーストリアでの国際コンクールで優勝された比類の無い実力に加え、終始笑い声の絶えないとても明るく、楽しいコンサートで、藤原さんが音楽に込めた熱気がパワフルに伝わってくる2時間でした。「ハートウォーミングな元気印」- そんな印象をお客様の誰もが抱いたのではないでしょうか。
音を楽しむと書いて「音楽」、その音楽をお届けする熱い想いを持ち、明るく、パワフルな「人」がいたのでした。音楽と共に「人楽」も届けていただいた藤原さんに感謝!
フォトレポート
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