第189回千代田チャリティ・コンサート

熱狂のSwingが心を震わせるとき
未来にはばたく小学生たちからの素敵なプレゼント

梅の花の便りが届くような季節となりましたが、寒さのほうは和らぐ気配もなく当日もお寒い中、おおぜいのお客様に足をお運びいただきました。


今宵は4年前にも当コンサートに出演した千代田区立和泉小学校のビッグバンドクラブ『IZUMI NOTES(イズミノーツ)』の皆さんをお招きしてのジャズ演奏となりました。弊社社長細田の「目を瞑ればそこにオーケストラがいるような素晴らしい演奏」との言葉通り、小学生とは思えない演奏にお客様も驚かれているご様子でした。


年配のお客様にとっては、お孫さんの演奏を見守っているような温かな視線もあって、終始和んだ様子でコンサートが進行しました。スタンダード・ジャズ、クラシック、演歌、そして曲の中に唱歌を交えるなど、バラエティに飛んだ曲構成で実にエネルギッシュ。子供たちを指導されている長岡節先生の指揮の下、寒さを吹き飛ばす熱い演奏でわたしたち全員が元気を貰ったようなコンサートでした。

 フォトレポート

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第189回コンサートのテーマは、「熱狂のSwingが心を震わせるとき。未来にはばたく小学生たちからの素敵なプレゼント」。

本日は4年前にも弊社コンサートに出演しております、小学生ビッグバンドの「イズミノーツ」の皆さんの登場です。「寒さをチビッコの熱さで吹き飛ばしてください!」と司会者。

当日は皆様から頂きました大切なご厚志を、木更津市にございます社会福祉法人一粒会児童養護施設「野の花の家」に寄付することが決まり、施設長の砥上氏へ贈呈式も行われました。皆様、ありがとうございました。

イズミノーツの皆さんの登場です!オープニングは「ウッドチョッパーズ・ボール」。大音量で元気にスタート。トロンボーン、トランペット、サックスなどそれぞれのソロパートもあり、表情豊かな演奏です。

2月のバレンタインデーにちなんで、「マイ・ファニー・バレンタイン」を演奏。ちなみに女の子の中にもチョコレートを貰った人がたくさんいて、友達からの友チョコだそうです。

子供たちを指導している長岡節先生より、スウィングすれば何でもジャズになると、わかりやすいジャズのご説明がありました。

皆様もよくご存知のフランス民謡「きらきら星」を“スウィング”して、見事にジャズにアレンジして演奏。お見事!

長岡先生が昔?三十代の頃に流行ったというロシア民謡の「黒い瞳」を、これもまたスウィングしてジャズにしての演奏です。

「きらきら星」の曲によく似ているというルイ・アームストロングの「ワット・ア・ワンダフル・ワールド」。

バッハのメヌエットをポップスにアレンジした「ラバーズ・コンチェルト」を、さらにジャズにアレンジして演奏。なんでもジャズになってしまうところが面白いですね。

一部最後の曲は、ご存知「シング・シング・シング」。小学生とは思えない迫力のあるドラムが印象的でした。会場のお客様もノリノリ・モード!会場は熱気で暑いくらいでした。

二部がスタート。スタンダードジャズが中心とのことで、1曲目は誰でも聴けばわかるグレン・ミラーの「ムーンライト・セレナーデ」。


デューク・エリントンの「スウィングしなけりゃ意味ないね」、グレン・ミラーの「茶色の小びん」とジャズのスタンダートナンバーが続きます。

こってりとしたスタンダードジャズの後は、さっぱりしたいとのことで、モーツァルトの「ディベルティメント」。6年生のサックスによるアンサンブルでお送りします。


ソロパートが頻繁にあるジャズとロックと古典を混ぜたような「チキン」の後は、打って変わって美空ひばりの「川の流れのように」。

全員が演奏も体もスウィングさせてのノリノリ演奏で「ジャンピング・アット・ザ・ウッドサイド」。

最後の曲は、デューク・エリントンの「A列車で行こう」。元気いっぱいの曲にお客様の盛大な拍手です。

アンコールはご存知「ロック・アラウンド・ザ・クロック」ですが、曲中に唱歌を交えてのユニークなアレンジです。見事な演奏にお客様も手拍子で、会場全体が熱気に溢れました。

コンサート終了後、弊社より子供たちの楽器購入用として寸志を提供させていただきました。また、子供たちには一人ずつささやかなプレゼントも。

「目を瞑るとオーケストラがあたかもそこにいるような素晴らしい演奏でした」と弊社社長細田からの挨拶。元気をもらって、寒さを吹き飛ばせたコンサートでした。イズミノーツの皆さん、ありがとうございました。