第184回千代田チャリティ・コンサート
秋の夜にアコーディオンで奏でるシャンソンをあなたに
先月、お休みをいただき2ヶ月ぶりのコンサートとなりました。多少残暑が残るものの秋を思わせる当日となりました。
今宵はアコーディオンの伊藤ちか子さんをお招きして、秋の夜にぴったりのシャンソンをじっくりと味わっていただきました。
司会者が「きょうはパリづいてお帰りください」と言い、また弊社社長細田が「昔、初めての海外出張でパリに行き、かぶれて帰ってきました」と言うように、シャンソンを聴くとパリの情景が自然に想い描かれるのではないでしょうか。
アコーディオンだけのシャンソンを聴くというのは珍しいようにも思えたのですが、伊藤さんの演奏を聴きながら心のなかでは歌を聴いているような気分で、歌があるよりむしろ楽曲が肉薄してくるというのでしょうか、あるいは曲の手触りを肌で感ずるような感覚でした。
伊藤さんの演奏は素晴らしいことはもちろんですが、曲の解説がほんわか暖かみのあるお人柄が反映されているようで、思わず引き込まれてしまいました。曲はどれも皆様になじみのあるものばかりで、お客様も伊藤さんの演奏に合わせて口ずさみ、会場全体が暖かな雰囲気に包まれました。
お客様もすっかり「パリづいて」お帰りになられたことと思います。伊藤ちか子さん、ありがとうございました。
フォトレポート
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