第167回千代田チャリティ・コンサート

日本発世界行き紀行。緩やかなハーモニーを風にのせて。

今宵は「Rumi & Kenjiro」からなるデュオ・ユニット『桜風』をお招きしました。Kenjiro (馬場健二郎)さん、Rumi(平方留美子)さん、それぞれソロの歌もありましたが、お二人のデュエットが光る素晴らしいコンサートとなりました。


Kenjiro さんも Rumi さんも、歌に込められた「言葉」を大切にされ、いい曲には言葉に力があると言っておられました。Kenjiro さんには、父として深い愛情をお持ちのようなそんな印象を受け、また歌にもその暖かさが滲み出ていたように思えました。


お二人の声量のある歌声が見事に「ハモった」デュエットは、お客様を十分魅了しました。Kenjiro さんは、「浪速のビリージョエル」と言われているそうですが、それだけでは形容できない素晴らしさがありました。


コンサート後、弊社社長が「体にやさしい歌でした」とコメントしましたが、お客様も同様のお気持ちでコンサートで癒されたのではないかと思います。お二方そして演奏を支えて下さいました中川さん、清水さん、ありがとうございました。

ビデオレポート

 フォトレポート

写真をクリックすると拡大表示されます

第167回コンサートのテーマは、「日本発世界行き紀行。緩やかなハーモニーを風にのせて」。

司会者より今回ご出演のアーティストの説明です。ピアノの馬場さんは、浪速のビリージョエルと言われているそうです。お客様の期待が高まります。

弊社社長細田敏和より皆様へご挨拶。司会者が「飾っていない」と不満を表明。暗にコスプレするように業務命令が出た模様です。皆様へのサービス精神旺盛な社長です。

浪速のビリージョエルことKenjiro(馬場健二郎)さんより、弊社のチャリティコンサートに敬意を表しますとのお言葉を賜りました。ありがとうございます。冒頭からジンときます。

オープニングはKenjiroさんのオリジナル曲で、95’年にリップスティクのCM曲となった「やばい」。声量のある声で一気に引き込まれます。

ベースの中川三男さん(右)、ドラムスの清水淳さん(左)はKeniroさんと長年一緒に活動されているメンバーです。

1曲目の後、そのまま手拍子で2曲目の「ハニーはお年頃」へ。この曲はKenjiroさんの友人の結婚式用に作った曲だそうです。

Kenjiroさんは現在は大阪で、お子様が4人で計6人家族で暮らしておられます。12歳のご長男のことを歌った「少年」を歌います。わが子に対する愛情のこもった素敵なオリジナル曲です。


ボーカルのRumi(平方留美子)さん登場。ピアノのKenjiroさんとRumiさんはデュオ・ユニット『桜風』で活動されているとのこと。曲はアトランティックスターの「Always」。お二人の息が見事にあった素敵なデュエットです。

続いて、ホイットニー・ヒューストンの「Greatest Love Of All」。Rumiさんのノビのあって、迫力のある歌声に圧倒されます。

「里の秋」、「浜千鳥」と童謡が2曲続きます。『昔の曲は、言葉がきれい、言葉とメロディーの組み合わせがパーフェクトですね』とお二人のコメントでした。本当にそうですね。


一青窈の「ハナミズキ」のあとは、前半最後の曲で、笠置シヅ子の「東京ブギウギ」。楽しく、元気に盛り上がって前半を終えました。

後半は「世界のステージ」がテーマです。ビリージョエルの「My Life」。さすが、浪速のビリージョエルといわれだけあって、Kenjiroさんが歌うとハマリます。続けて、エルトン・ジョンの「Your Song」。実に説得力のある歌声です。

清水淳さんがお使いの「カホーン」という楽器に、お客様が興味がおありとお聞きし、説明をしてくださいました。元来は南米ペルーが由来で、スペインに渡ったそうです。カホーンとはスペイン語で箱という意味で、中には弦も入っているユニークな楽器です。

皆さん、納得の後はKenjiroさんオリジナルの「ノスタルジー」。家族で過ごした思い出を曲にしたものです。言葉をとても大切にされていることが伝わってきます。

Rumiさん登場。宝塚のトップ女優の方のためにKenjiroさんが書き下ろした「Love Melody」をデュエットで歌います。お二人とも声量があるので、デュエットだと迫力があります。

ベッドミドラーの「PS I Love You」。Rumiさんがジャジーな曲を大人の雰囲気で、しっとりと歌い上げます。幅広くさまざまな歌を歌える方ですね。

Kenjiroさんのソロボーカルで、サイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」。この曲は弊社からのリクエスト曲でもありました。癒しの曲ですね。

ラストの曲は、スタンダードジャズナンバーで「Love Comeback To Me」。お客様の手拍子で大変盛り上がりました。

皆さんの拍手が鳴り止まず、アンコールはカーペンターズの「I Need To Be In Love」をKenjiroさんとのデュエットで。デュエットの素晴らしさを味わえた、あっという間の2時間でした。