第163回千代田チャリティ・コンサート

こころが押しつぶれそうになったとき

愛に満ちたメロディーが自分を取り戻す


カレン・カーペンターの再来と言われる松永明子さんをお迎えしました。松永さんは、ピアニスト若宮功三氏と共にユニット“松永明子 feat Dr.Wakamiya”として幅広いライブ活動を行っています。


オープニング後の第一印象。「なんて優しく明るい人なんだろう」、「人の心の痛みのわかる人」ーそんな感想を持ちました。また、それが伸びのある歌声、歌う曲から醸し出される雰囲気に現れていて、聴く人を包み込んでくれるようです。


他のメンバーの方もそんな松永さんの雰囲気に包まれているのか、とにかく明るく輝いています。アルファ波がでると言われているカレン・カーペンターの声ですが、松永さんのコンサートを聴いている私たちにもアルファ波がちゃんと出ていると思います。


また、是非聴きたくなりました。今後の活躍がとても期待されるシンガーソングライターです。もっと多くの方に知って頂きたいハートウォーミングなコンサートでした。

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第162回コンサートのテーマは、「こころが押しつぶれそうになったとき。愛に満ちたメロディーが自分を取り戻す」。

コスプレがないとなんとなく寂しく感ずるようになってしまった司会者が登場。カーペンターズの再来と言われる松永明子さん他出演者の方のご紹介がありました。

弊社社長細田敏和より皆様へご挨拶。競馬場へ招待客として招かれたとき、馬券を生まれて初めて買った体験をユーモラスに紹介。また、本日の松永明子さんの歌をとても楽しみしているとのこと。

まず、雨の中、お越し頂いた満員のお客様へ優しく感謝の言葉でご挨拶。オープニングは皆さんおなじみの「テネシーワルツ」です。

続いて「慕情」。松永明子さんは尾崎紀世彦さんやあおい輝彦さんのコンサートにも参加しているとのこと。ピアノの弾き語りもするシンガー・ソングライターです。

桜の舞い散る様子に気持ちを託した松永さんの素敵なオリジナル曲。「花嵐」。とても優しい気持ちが伝わってきます。

曲紹介やメンバーについて話しをするとき、松永さんはとてもソフトで包み込むようなやさしい感じで話しをします。お客様も次第にそのソフトな雰囲気に包まれていきます。

本日のスペシャルゲスト稲垣次郎さんの登場です。フルートで「枯葉」を演奏。フルートが加わることで音に広がりとやさしさが加わりました。明らかに違いますね。


「思い出のサンフランシスコ」を歌う松永明子さん。歌う前にご自身で調べた歌詞の内容に共感して涙されたとのこと。気持ちをこめて歌うシンガーならではのエピソードです。

とても暖かな雰囲気でコンサートが進んでいきます。今度は、稲垣次郎さんによるサックス演奏です。

インストルメンタルが続きます。こんどは金子健さんの華麗なベースソロが披露されました。演奏に加えて、とにかく皆さんの明るさがお客様に伝わってきます。

曲はジャズのスタンダード・ナンバー「Cheek to Cheek」。歌の内容通りにとても楽しそうに歌っています。

お客様からも自然に手拍子が起こり、皆さんノリノリの状態に。これが一部最後の曲「Sing Sing Sing」。今泉正義さんによる迫力のドラム演奏、若宮功三さんのピアノ、金子健さんのベース、そして稲垣次郎さんのサックスと贅沢な演奏が続き、あっという間に前半が終了となりました。

後半は松永明子さんのオリジナル曲「ぼくらの糸」でスタート。ピアノ弾き語りで伸びのある声が印象的です。松永さんは錦糸町駅前でストリートライブもやっていて、森口博子さんも応援にきてくれたそうです。

スタッフとのコミュニケーションも実に和気あいあい。楽しさいっぱいのなか、「Can't Buy Me Love」、カーペンターズの名曲「Yesterday Once More」、「Fly Me To The Moon」と歌と演奏が続きます。

オリジナル曲「君を信じて」、お客様の掛け合いもあって盛り上がります。「Happy Day Happy Life」はこの曲を聴いて、明日もガンバローという気持ちになってくれたら嬉しいとのことでした。大丈夫、頑張ります!

コンサートはとても明るく楽しい雰囲気で進み、ラストはカーペーンターズの「涙色の微笑」となりました。

アンコールはオリジナルによる弾き語りで「ぼくがいなくなっても」。伸びのある声が聴く人の心の奥まで届いてくるようです。やさしさにあふれた歌と演奏をありがとうございました。