第160回記念千代田チャリティ・コンサート

カルセオラリアが咲く頃に

エレガントジャズが聞こえてくる


第160回記念コンサートに、世界的クラリネット奏者の北村英治さんを中心にした「北村英治カルテット」の皆さんをお迎えいたしました。
80歳というお歳をまるで感じさせない元気なご様子に、聴衆の皆さんがエネルギーを頂いたかのようなコンサートでした。


演奏を聴いている皆さんを拝見していますと、なぜか心地よさそうにしています。なぜなのでしょうか? 演奏が素晴らしいことは言うまでもありませんが、『きわめて自然体で、ソフトな人柄に優しく包み込まれた』ーそんな気持ちがしたからではないでしょうか。


全人的治療をホリスティック・セラピーと言います。北村さんという人間性とジャズ演奏で、まるでホリスティック・セラピーを受けたかのような満ち足りた気持ちになりました。記念すべきコンサートになりましたことを感謝いたします。


 フォトレポート

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第160回記念コンサートのテーマは、「カルセオラリアが咲く頃に。エレガントジャズが聞こえてくる」です。

久しぶりの登場となる司会者。今回はコスプレなしで、ビシッと決まっています。なぜか、微妙に引き締まった感じが...。今回ご登場となる北村英治さんについて解説がありました。

弊社社長細田敏和より皆様へご挨拶。北村英治さんは現在80歳。とても気さくでお元気で、社長の尊敬する方であるとのこと。北村さんは意外にも料理の達人でもあるとのエピソードも。

皆様お待ちかね、北村英治さんのご登場です。オープニングは「素敵なあなた(BEI MIR BIST DU SCHOEN)」。軽快な感じでありながら、それぞれの楽器のソロがあり、とても迫力がありました。お客様もいっきに北村さんの世界に誘われました。

ベースの山口雄三さん。2002年より北村さんのバンドに参加。モダンなソロとお人柄でファンを惹きつけています。

ドラムの八城邦義さん。17歳でプロデビューし、1996年に北村英治スーパークインテットの一員として参加。国際的なご活躍をされています。

ピアノとボーカルの高浜和英さん。北村英治カルテット、水森亜土&トリオにおいて“歌うピアニスト”としてレギュラーをつとめています。

そしてクラリネットはご存じ北村英治さん。世界的ジャズクラリネット奏者であることは言うまでもありません。


曲の合間に優しく包み込むような語り口で思い出を語られる北村さん。なんと2.26事件当日の思い出を話してくださいました。なんとも貴重なお話し...

高浜さん(ピアノ)のボーカルによるルイアームストロングの「What A Wonderful World」。ベニーグッドマンの「Don't Be That Way」、「Slipped Disk」などジャズファンにはたまらない曲が続きます。北村さんが初めてジャズを聴いて感動したお話しなど、語りでも聴衆を惹きつけます。

ポピューラーな曲がたくさんあるグレン・ミラーより「Moon Light Serenade」。思わずうっとりと心地よくなってしまう曲で体をスイングさせているお客様も多く見られました。

皆さんノリに乗っています。曲はグレン・ミラーの「チャタヌガ・チュー・チュー」。ボーカルはピアノの高浜さんです。本当に楽しそうで、それがお客様にも伝わってきます。

第一部のラストは、北村さんのオリジナル曲。サツキを愛でる友人のことを想って曲にしたそうです。ボサノバで「Azalea・さつきに寄せて」。

第二部のスタートです。北村さんによれば、「わけもなくおめでたい曲」だそうです。「チャイナタウン・マイ・チャイナタウン」。ベースソロ、ドラムソロもあり盛り上がります。

心を癒すゆったりとした感じの曲が続きます。「古い十字架」。この曲は、俳優の田中邦衛さんに役者として続ける力を与えたとのエピソードも。アーティ・ショーの「Begin The Begin」。そして高浜さんのボーカルによる「I Know Why」。

ベニーグッドマン大会ということで曲が続きます。これぞスイングという曲、「Let's Dance」。ベースの山口さんも当然スイングしています。

ユダヤ節が入るという「そして天使は歌う And The Angels Sing」。そして誰もが必ず聴いたことのある有名な曲「Memories Of You」、どちらもリラックスできる素敵な曲です。

ラストの曲は、ベニーグッドマンの 名曲「Sing Sing Sing」。北村さんのクラリネット演奏とともに八城さんの迫力あるドラムソロに圧倒されました。

アンコール曲は、高浜さん(ピアノ)ボーカルによる「ボナセーラ」。お客様全員が手拍子。楽しくあっという間に2時間が過ぎてしまいました。北村英治さん、ありがとうございました。