第158回千代田チャリティ・コンサート

情熱のSwingがステージを揺らすとき

ちびっ子サンタからの素敵なプレゼント


今回は本年最後のクリスマスコンサートとなりました。小さなサンタたち、千代田区立和泉小学校のジャズビッグバンド「IZUMINOTES(イズミノーツ)」の皆さんをお迎えして、ビッグバンドの演奏を楽しんでいただきました。


小学生と思っていたらいい意味で期待を裏切られ、とても上手な演奏に来場したお客様も一様に感嘆されていました。東京ディズニーシーで3回、先月の天皇陛下ご在位二十周年記念式典でも演奏するなど、幅広い活動と実績はほんとうに大人顔負けです。


スウィング、ロック、合唱とバラエティに富んだ楽曲で、しかも迫力満点でした。イズミノーツの皆さんが、将来、音楽と関わりのある職業に就かれるのかは分かりませんが、何らかの形で音楽と関わっていて欲しいと思いました。


まさに小さなサンタたちの熱い演奏に大人達がプレゼントをもらった、そんなクリスマスコンサートになりました。We Wish You A Merry Christmas !


 フォトレポート

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今回のコンサートのテーマは、「情熱のSwingがステージを揺らすとき。ちびっ子サンタからの素敵なプレゼント」です。

お客様をお迎えするスタッフもクリスマスにちなんだ衣装で雰囲気を盛り上げています。

お客様がいつも楽しみにしておられる司会者のコスプレ。今回は小学生です。半ズボン姿で背中にランドセル、バッチリお似合いです(笑)。

弊社細田社長より挨拶。「まるで天使がやってきたような感じで、人数も20人程とチャリティコンサートでは最大規模となりました。皆さんにパワーを頂いて一年の締めくくりとしたい」とのことでした。

さて、小学生のジャズビッグバンド「IZUMINOTES(イズミノーツ)」のオープニングは、ウッドチョッパーズ・ボール。元気いっぱい、大音量でスタート。小学生とは思えない演奏に皆さんもびっくりです。

次は一転してムーディなムーライト・セレナーデ。演奏している様子を見なければ、まるで大人の演奏。だんだん堅さも取れてきたようです。

曲はセントルイス・ブルース・マーチ、キャラバンと迫力ある演奏が続きます。途中でメンバー紹介も行われました。

原曲の雰囲気を出して途中からスイングするダニーボーイの演奏。お見事!


何回かに分けたメンバー紹介に続き、JR東海のCMで有名なマイ・フェイバリット・シングス、そしてシング・シング・シングで前半が終了です。大迫力でお客様の拍手が鳴り止みません。

第二部は全員サンタの帽子をかぶって衣装替え。後半1曲目は、エンジェルズ・スウィング。皆さんが通う小学校は他区から通う生徒が多く、なかなか練習の時間が取りにくいため土曜日などに行っているとのこと。塾なども考えると大人以上に忙しい子どもたちかもしれません。

雰囲気のあるホワイト・クリスマスを演奏した後は、準備運動、発声練習を入念に行い、合唱団に早変わり。曲は「夢の世界を」、「荒野の果てに」、そしてお客様とともに「聖しこの夜」。

生徒を指導される長岡節先生も一緒に歌います。曲の合間に軽快な話術で的確な解説をされ、また生徒のプロフィールを紹介されるなど、長岡先生はイズミノーツの強力なメンバーです。

ウィ・ウィッシュ・ユア・メリー・クリスマス。ロックにアレンジして、ソロのパートがふんだんに出てきます。それぞれの子供たちの個性が引き出されているようです。次はスモーク・オン・ザ・ウォーター。ギターソロもあって驚きです。

最後の曲は、ロック・アラウンド・ザ・クロック。ビッグバンドらしさが出ていて、しかもソロパートのオンパレード。最後は全員立っての演奏です。演奏後、早速アンコールを求めるお客様の拍手です。

アンコールは、サンバプラジルです。寒さを吹き飛ばす熱い演奏で、お客様もノリノリモードで盛り上がりました。演奏後は、細田社長より、私たちを楽しませてくれた小さなサンタ達一人一人にプレゼントが手渡されるという心憎い演出がありました。