次回 第227回千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
楽器が奏でる唄ごころ
サロンに響く素敵なメロディたち
拝啓 雨の少なさに加え冬の積雪不足から首都圏の水がめがピンチです。最近は取水制限の報道があっても、あまり不便を感じたことがなかったのですが、このままの状態が続くと、どうやら今年は不便を実感することが現実になるかもしれません。大雨になれば洪水や土砂崩れといった不安がありますが、雨が降らなければ降らないで水不足による生活への影響が不安です。とかく人の世は思うに任せません。いずれにしても、水道をひねれば飲み水が蛇口から出てくる豊かな水の国に生まれた幸せに感謝しつつ、水神様のご機嫌を損ねぬようにしたいものです。
さて、第227回のコンサートは、ヴァイオリンの大松暁子さんとピアノの佐藤葉月さんをお迎えして、皆さまが1度はどこかで聴いたことのある珠玉の小品達をお届けいたします。ヴァイオリンはメロディを弾く楽器なので、一緒に演奏する相手の方と呼吸を合わせることが重要です。メロディを弾く、呼吸が大切、ということは歌と一緒です。また、ヴァイオリンは体を共鳴させて音を出す、と言われます。この点でも歌と一緒です。一方ピアノは、オーケストラの音域をカバーして余りある楽器です。そして弾き方ひとつで音の強弱だけでなく、様々な音色を聴かせてくれます。この二つの楽器の組み合わせに魅せられて多くの作曲家がヴァイオリンソナタを書いたのかもしれません。
お二人からは「季節柄、夏にちなんだ曲も演奏します」と伺っています。当コンサートは8月にお休みをいただきますので、夏本番を迎える前に、ぜひ英気を養いにお越しください。
日 時平成28年7月20日(水) |
会 場千代田御茶ノ水ビル |
出演者
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お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
出演者プロフィール
大松暁子(ヴァイオリン)
東京音楽大学付属高等学校を経て東京音楽大学卒業。
パリ・エコール・ノルマル音楽院にて、ヴァイオリン、室内楽を学び、ディプロム取得。
現在、後進の指導にあたる傍ら、イベントやパーティーでの演奏、ヒーリングミュージック、テレビ番組やCM等のBGM録音、ソロ、室内楽、オーケストラで演奏活動を行う。
また、病院や施設での演奏、認定NPO法人ミュージックシェアリング(五嶋みどり理事)からの派遣で、養護学校や特別支援学校でのボランティア指導、演奏を行なっている。
佐藤葉月(ピアノ)
静岡県出身。
東京音楽大学卒業、同大学院鍵盤楽器研究領域(伴奏)修了。
これまでにピアノを岐部昭子、笹瀬一磨、樋口愛、武田真理各氏に師事。伴奏を土田英介、広瀬宣行各氏に、室内楽を竹中勇人氏に師事。