次回 第223回千代田チャリティ・コンサートのお知らせ

隠れた名曲を種明かし

種も仕掛けもないあの作曲家の名作たち





拝啓 伊豆河津では早咲きの桜が見頃を迎えピンクの可憐な花を咲かせています。例年より1週間程早い開花だったようですが、我々の周りは、早春賦に歌われるとおり春は名のみの風の寒さが続いています。それでも関東各地の梅園から花の便りが届いたり、また目を凝らせばソメイヨシノの蕾も膨らんできたりしていて、春の足音は着実に大きくなっていることを感じます。これからの季節は三寒四温の目まぐるしい気候がしばらく続きますので、皆さま、どうぞ体調管理に留意されて健やかにお過ごしいただきたいと思います。


 さて、第223回のコンサートは、異色のアーティスト阿部剛さんをお迎えして、ピアノとマジックの一人コラボレーションをお楽しみいただきます。阿部さんはこれまで様々なライブアートの世界を追い求め、独特のフィールドを築いてこられました。現在は各地でのコンサート活動のほかに、都内で定期ライブコンサートを開催され、なんと11年、125回にわたるロングラン公演となっています。今回はマジックの妙ばかりでなく、あまたの作曲家が書いたピアノ曲の中から、なぜか世に知られる機会がなく眠ったままになっている珠玉の名曲をお届けします。どうぞお楽しみに。


日 時

平成28年3月16日(水)
17:30開場
18:00開演

会 場

千代田御茶ノ水ビル
1階エントランスホール
東京都文京区湯島1-7-12

出演者


阿部剛さん(ピアノ&マジック)

お問い合わせ先

千代田チャリティ・コンサート事務局

Tel:03-3816-5241 Fax:03-5803-4870
LinkIconメールでのお問い合わせ

お申し込み方法


郵送にて同封しました申し込み用の“往復はがき”に参加・不参加を明記の上、平成28年3月7日(月)までに到着するように投函して下さい。 
抽選により80名様に限らせていただきますのでご了承ください。
その結果につきましては、事務局より“はがき”でお知らせいたします。


出演者プロフィール

阿部 剛 さん



1972年
愛知県生まれ。8歳からピアノ、マジックを始める。14歳から受験等のためピアノ、マジックを共に 一時中断。


1992年
大学入学後(南山大学経済学部)、20歳からマジックを再開。地元において、豊橋マジッククラブなど、数ヶ所のマジッククラブに所属。同時に、松浦天海師等のプロマジシャンに師事。同年8月「SAM(米国奇術家協会)第1回マジックシンポジウム」出場。NHK(BS)にて放映される。


1994年
マジックのオリンピックといわれる「FISM国際大会」出場。NHK(BS)にて放映される。アマチュアながら、名古屋松坂屋百貨店手品実演販売、愛知県のホテル、マジックバー、イベント、地元テレビ番組出演等学生マジシャンとして幅広い活動をする。


1995年
大学卒業と同時に上京。日本奇術連名入社、池袋西武百貨店にて手品実演販売を担当。スピリット百瀬師に師事。同年8月「SAM(米国奇術家協会)第5回マジックシンポジウム」にて2位を受賞。この頃から数ヶ所のマジッククラブ等で講師を開始


1997年
「トップマジシャン養成講座奨学金制度」オーディション合格。11月から半年間、世界的マジシャン島田晴夫師(ラスベガスにおいて、カッパーフィールド、ランスバートン等の師匠格に当たり、本人もスターとして活躍)から本格的にマジックを師事。


1998年
この頃から、いわゆる「マジシャン」の体質構造等に疑問を感じ、ライブアートのフィールドを探り始める。日舞(花柳流)、コンテンポラリーダンス(マーサ・グラハムメソッド)等を学び始める。
以降、約4年に及ぶレッスン継続中に、アメリカンバレエシアター来日公演(東京文化会館)「ラ・バヤデール」の僧侶役の一人としてエキストラ出演する(役単独でカーテンコールに登場)など、ダンス、舞台演劇分野の見聞を広げる。

1999年
日本奇術連名退社。同時にマジック業界との関係を絶つ。ピアノの勉強を本格的に再開。クラシックピアノを松尾英美師、ジャズピアノを貴峰啓之師に師事。(各々約4年間)


2000年
本格的に「ピアノ&マジック一人コラボ」のスタイルの確立に着手。各種教育機関のイベント等で出演を重ねると共に音楽家、アーティスト等との交流を広げつつ各地でコンサート活動を展開、現在に至る。


2008年 
J:COM TVにて、そのスタイル、活動ぶりが1時間にわたり特集として放映される。東京阿佐ヶ谷の老舗名曲喫茶「ヴィオロン」での月1回のコンサートは11年目に突入、125回を数え(2016年1月現在)、マジシャンが単独で行う定期コンサートとしては異例のロングランとなっている。