第219回 千代田チャリティ・コンサートのお知らせ

驚愕の才能に包まれる

3人の若きヴィルティオーゾとの出会い



 拝啓 ここ数年は10月に入っても夏日を記録することが珍しくありませんでしたが、今年はことのほか涼しい日が多かったように感じます。特にここ数日は朝方に10度近くまで気温が下がる日もあり、いよいよ里でも紅葉が始まる季節となりました。空気が澄みわたり空の青さもひときわ深くなってきました。皆さまには十分ご自愛いただき、行楽の秋を満喫していただきたいと思います。


 さて、第219回のコンサートは、今年の9月11日から30日までチェコで開催された「国際音楽祭ヤングプラハ」に出演された若き音楽家の皆さんにご登場いただきます。このメンバーは当コンサートの前週に大洗で開催する「Autumn Festa2015(於:テクノルコンベンションセンターHosoda Hall)」にもご出演いただきますので、皆さまの中には2週連続で素晴らしい体験をされる方もいらっしゃると思います。


 この若きヴィルティオーゾの競演を実現してくださった国際音楽祭ヤングプラハ事務局並びに関係者各位に最大限の感謝の意を表しつつ、ご来場の皆さまと一緒に至福の時を過ごせる幸せを噛みしめながら当日を待ちたいと思います。どうぞお楽しみに。

日 時

平成27年11月18日(水)
17:30開場
18:00開演

会 場

千代田御茶ノ水ビル
1階エントランスホール
東京都文京区湯島1-7-12

出演者


エヴァ ザヴァロさん (ヴァイオリン)
ロマン フラニチカさん (ヴァイオリン)
ヴァ—ツラフ マーハさん (ピアノ)

お問い合わせ先

千代田チャリティ・コンサート事務局

Tel:03-3816-5241 Fax:03-5803-4870
LinkIconメールでのお問い合わせ

お申し込み方法


郵送にて同封しました申し込み用の“往復はがき”に参加・不参加を明記の上、平成27年11月10日(火)までに到着するように投函して下さい。(注:参加・不参加にかかわらず、必ず“往復はがき”を投函して下さい。)
※往復はがきは、切らずに投函してください。
抽選により80名様に限らせていただきますのでご了承ください。
その結果につきましては、事務局より“はがき”でお知らせいたします。

ご出演者プロフィール


エヴァ ザヴァロ(Eva Zavaro | ヴァイオリン)

1995年生まれ。5歳よりヴァイオリンを始める。


パリ国立高等音楽院にてRoland Daugareil氏に師事し学士課程卒業。現在Julia Fischer氏に師事しミュンヘン国立音楽大学修士課程に在学中。


12歳の時にVatelot-Rampalコンクールにて優勝。14歳でロンドン交響楽団と共演。


2014年にはプラハ・ドヴォジャークホールにて北チェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演し好評を博す。
2014年、小澤国際アカデミーにて演奏。


ピアノ四重奏Quatuor Abeggのメンバーとしてフランスラジオにてフォーレとシューマンを演奏。ロッテルダム室内音楽協会の創立メンバー、フランス−ドイツアンサンブルのメンバーとしてヨーロッパ各地で演奏するなど室内楽奏者としても熱心に積極的に活動し成功を収めている。


使用楽器は1825年製Giovanni Francesco Pressendaである。




ロマン フラニチカ (Roman Hranička | ヴァイオリン)

4歳よりヴァイオリンを始める。


プラハ芸術アカデミーヴァイオリン教授のインジフ・パズデラ氏のクラスに入門。ヤン・ネルダ高校を経て、プラハ芸術アカデミーに入学。2007年同アカデミー修士課程を修了。


その後、EU奨学生として、ロンドン市立大学The Guildhall School of Music and Dramaに留学。同大学グリックマン教授のもとで研鑽を積み、同大学院を卒業。


スニーチル弦楽四重奏団として、国際コンクールに入賞。
チェコ全国学生音楽コンクール、ヴァイオリン独奏部門と室内楽部門(ピアノトリオ)でそれぞれ一位、コツィアン国際ヴァイオリンコンクール優勝、ポーランドのヴィニアフスキーとリピンヴァイオリン国際コンクールにて特別奨励を受け、ポーランド各地でリサイタル。チェコ国営ラジオ放送国際音楽コンクール、コンチェルティーノ・プラーガ室内楽部門(弦楽四重奏団)2位。ベートーベン国際コンクール室内楽部門(スニーチル弦楽四重奏団)2位。プラハ室内フィルハーモニー団員。




ヴァ―ツラフ マーハ(Václav Mácha | ピアノ)

1979年、プラハ(チェコ共和国)に生まれる。


6歳よりピアノをはじめ、12歳の時にはすでに国際ピアノコンクールにて1位を受賞するなど新聞、TV等にて「神童」として話題を呼ぶ。


1994年、史上最年少15歳でプラハ国立芸術大学(アカデミー)に入学、ピアノをイヴァン・モラヴェッツ氏に師事。同校修士課程を卒業。卒業時に特別賞を受賞。その後は、カール・ハインツ・ケメリング氏に師事し、ドイツのハノーヴァー国立音楽大学ソリストコースを修了した。


1991年、ヴィルトゥオージ・ペル・ムジカコンクールにて1位及び大賞受賞。
1994年、プラハのコンチェルティーノ・プラガコンクールにて2位等、これまでにヨーロッパ各地の多数のコンクールにおいて入賞。


オーケストラとはこれまでに、BBC交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、多数のオーケストラと共演。


現在は、ソロ、室内楽ピアニストとしてチェコ国内をはじめ、ヨーロッパ諸国、日本、アメリカ、アジア各地で活躍する他チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーでもある。