第215回 千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
澄みわたる透明な歌声
ひと時の清涼感に誘(いざな)われるBossa Novaの世界
拝啓 このところ「夏日」「真夏日」という言葉がテレビやラジオから流れてくる回数が増えてきたように思います。本来ならば‘風薫る’清々しい時期のはずですが、都市部での暮らしで風を感じることはあまりないうえに、やはり温暖化の影響なのでしょうか、5月は強い日差しだけが印象的な季節になってしまったようです。そして迎える6月はいよいよ梅雨入りです。郊外にお住いのお客様などは、次回コンサートの帰りはカエルの大合唱がお出迎えかも知れません。
さて第215回のコンサートは、ギターとヴァイオリンによるボサノヴァをお楽しみいただきます。ご出演は山本真莉さん(ヴォーカル&ギター)、佐藤桃子さん(ヴァイオリン)のお二人のユニット、Serenata(セレナータ)です。ボサノヴァというと「イパネマの娘」がすぐに思い起こされますが、それはさておき、使われる楽器に‘ヴァイオリン’というイメージはありません。
とはいえ、以前ご紹介したようにボサノヴァ(Bossa Nova)とは、他とは違う独特の質感を持った「新しい感覚」の音楽ですから、使う楽器にこだわる必要はないのでしょう。むしろ、これこそ‘Bossa’なのかもしれません。いずれにしてもこれまでにお届けしてきた‘ボサノヴァ’とは違うNova(新た)な世界に出会えそうです。皆さま、どうぞお楽しみに。
日 時平成27年6月17日(水) |
会 場千代田御茶ノ水ビル |
出演者:出演者 : Serenata 〜セレナータ〜 |
お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
ご出演者プロフィール
Serenata 〜セレナータ〜
ギター弾き語り山本真莉とヴァイオリニスト佐藤桃子のユニット。
日本語のオリジナルを含むサンバ・ボサノヴァをレパートリーとする。ヴォーカルとヴァイオリンで奏でるメロディは、時に軽快に、時にしっとりと、透明感あふれる世界を紡ぎ出す。
数年来様々な編成で共演を重ねてきたふたりだが、デュオでのライブを望む声も多く'08年ユニットとしてスタート。
'13年ファーストアルバム「音色〜おといろ〜」リリース。
“Serenata”はポルトガル語でセレナーデ(小夜曲、窓辺で奏でる曲)。
山本真莉 (Vocal/Guitar)
シンガーソングライターとして、ユニットやソロで活動する中で、ブラジル音楽に魅了されサンバ、ボサノヴァを歌い始める。
2003年、1ヶ月リオ デ ジャネイロに滞在。2004年12月、加々美淳&Celsinho Silvaプロデュースによりリオにてレコーディングされた2曲を含むファーストマキシシングル『サヨナラ』をリリース。
ライブではオリジナル曲や自作の日本語詞でのサンバ、ボサノヴァの名曲も多く取り入れ、独自の世界を展開。透きとおった、包み込むような歌声はブラジル音楽ファンにとどまらず幅広い層に支持されている。
http://mariyamamoto.sakura.ne.jp/
佐藤桃子 (Violin)
6才よりヴァイオリンを始める。1994年神奈川県音楽コンクール入選。1999年東京芸術大学卒業。
これまでに梅津南美子、澤和樹、ルジェロ・リッチ、沼田園子の各師に師事。
現在はヤマハ ポピュラー ミュージック スクールなどで、講師をつとめる他、クラシックの演奏会をはじめ、劇団四季「ライオンキング」「オペラ座の怪人」、東宝「レベッカ」「エリザベート」「レ・ミゼラブル」などのミュージカル、さらにブラジル音楽、ポップス、ロックなど様々なジャンルのライブやレコーディングに参加、多くのミュージシャンと共演し、活躍の場を広げている。
http://blog.goo.ne.jp/mainichigamatsuri/