第218回 千代田チャリティ・コンサートのお知らせ

良質で大人のハーモニーに誘われる

よりポップに、よりアグレッシブに、そしてもっとアンサンブル



 拝啓 今年の夏から秋口にかけて、「異常気象による」と一言では片づけられないような大きな災害が全国に広がりました。特に記憶に新しいのは鬼怒川の堤防決壊による洪水被害です。お亡くなりになられた方をはじめ被害に遭われた方々には、謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。一方で季節はこれから徐々に秋の深まりを迎え、絶好の行楽シーズンとなります。紅葉前線も北からどんどん南下してきます。しばらくは心穏やかに季節の移ろいを満喫したいものです。


 さて、第218回のコンサートは、フルート、ピアノ、クラリネット、チェロ、ギターによる異色ユニット、『フェイブル』による様々な楽曲のアンサンブルをお楽しみいただきます。フェイブルの皆さんの演奏は、自由奔放でありながら、バランス感覚に裏付けられた優しく美しい良質な大人のハーモニーが持ち味ではないかと思います。ただ、聞き手の感じ方は千差万別です。何か正解があるわけではありません。ぜひ生演奏に触れ肌で感じていただきたいと思います。


 皆さまにもお馴染みの曲が演奏されるかもしれませんので、どうぞお楽しみに。

日 時

平成27年10月21日(水)
17:30開場
18:00開演

会 場

千代田御茶ノ水ビル
1階エントランスホール
東京都文京区湯島1-7-12

出演者:Fevbre(フェイブル)

久保 順さん(フルート)
宮原 慶太さん(ピアノ)
久保田 邦夫さん(ギター)
水越 裕二さん(クラリネット)
井尻 兼人さん(チェロ)

お問い合わせ先

千代田チャリティ・コンサート事務局

Tel:03-3816-5241 Fax:03-5803-4870
LinkIconメールでのお問い合わせ

お申し込み方法


郵送にて同封しました申し込み用の“往復はがき”に参加・不参加を明記の上、平成27年10月13日(火)までに到着するように投函して下さい。(注:参加・不参加にかかわらず、必ず“往復はがき”を投函して下さい。)
※往復はがきは、切らずに投函してください。
抽選により80名様に限らせていただきますのでご了承ください。
その結果につきましては、事務局より“はがき”でお知らせいたします。

ご出演者プロフィール


Fevbre(フェイブル)


久保 順(フルート)

11歳よりニューヨーク在住。ジュリアード音楽院学士号、シンシナティ大学音楽院にて修士号・アーティストディプロマを取得し、2004年にはニューヨーク大学より音楽教育学部修士ディプロマを取得、国内外のコンクールに数多く入賞し、現在は現代音楽からジャズとジャンルを問わない活動をしている。


2008年よりNew York Conservatory of Music & Artの講師として若いアーティスト達の指導にも力を入れている。2011年3月には銀座ヤマハホールにて2004年よりシリーズ化しているクラシックのジャズアレンジメントのリサイタルを行う。


2012年夏より帰国し、幅広く活動中。2015年㈱ヤマハミュージックメディアより『フルートをはじめよう』(DVD付ムック本)を出版、好評発売中。



宮原慶太(ピアノ)

5歳よりクラシック・ピアノを習い始め、中学3年時に当時芸大3年生の坂本龍一の家にピアノを習いに行く。


1981年1月に当時NHK「シルクロード」で人気の喜多郎のツアーに参加。1994年より髙橋真梨子のツアーに参加、年間を通して多数のコンサート、ディナーショーをこなし、コンサート・マスターを勤める。


2002年アルバム「爽」、2010年アルバム「Internal Message」、2012年にアルバム「Focus」を発売。また、SK‐Ⅱをはじめとする多くのテレビCM音楽を制作、その他アニメのテーマ曲、番組テーマ曲など幅広い分野で多くの作品を作り続けている。



久保田邦夫(ギター)

1986年「ふきのとう」のコンサートツアーにギタリストとして参加。その後、細坪基佳、稲垣潤一、松山千春、杉田二郎など数多くのアーティストのサポートやアルバム制作に参加。


演奏活動以外にも「グレート・サミッツ」(NHK‐TV)「プロ野球中継テーマ曲」(NHK‐TV)「エゴイスト」(東海TV)などのテレビドラマ、ドキュメント番組、CMなどの作編曲を多数手掛けている。



水越裕二(クラリネット)

東京音楽大学付属高等学校を経て、1999年東京音楽大学卒業。同年ヤマハ・クラリネット新人演奏会出演。2000年ドイツ国立フライブルグ音楽大学入学。在学中ヨーロッパ各地にて演奏研鑽を積み2003年同大学卒業後帰国。帰国後は毎年東京でのリサイタルや各地でのコンサート活動を行い、コンチェルトのソリストとしてオーケストラとの共演を果たす。


またCD付曲集「クラリネットの調べ」(リットー・ミュージック刊)の著作・演奏、「クラリネットアンサンブルdeジプリ」(ヤマハミュージックメディア刊)の監修、そして自主レーベルよりソロCDの発売の他、各種CD・DVD・ゲーム音楽などの録音にも携わる。クラリネットはこれまでに、内山洋、ディーター・クレッカー、イェールク・ヴィットマンの各氏に師事。



井尻兼人(チェロ)

沖縄県立音楽大学卒業、同大学院修了。山本正男賞受賞。在学時に同大学オーケストラとエルガーのチェロ協奏曲を共演。


2007年沖縄にてソロリサイタルを開催。第12回JILA音楽コンクール弦楽器部門第3位。長崎おぢか国際音楽祭、ASAGO国際音楽祭など多数出演。


2011年ヴァイオ二リスト山内達哉氏のサポート・メンバーとしてスコットランド、フランクフルトなど計7ヵ所にて総領事主催のチャリティ・コンサートに出演。志茂田景樹氏率いる『良い子に読み聞かせ隊』のチェロ担当として読み聞かせ活動を行う。プラネタリウム番組『戦場に輝くベガ〜約束の星を見上げて〜』の楽曲(小林真人氏作曲)にチェリストとして収録参加。現在東京を中心にオーケストラや室内楽、またライブハウスでの演奏からアウトリーチ活動まで幅広く活動中。