次回 第241回千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
深まる秋の夜に至福の瞬間(とき)を
響き合う若き芸術家たちに出会う
拝啓 10月に入ってから日本の南岸に前線が停滞して天候不順の日が続き、非常に強い勢力の台風も列島を縦断して各地で被害が出てしまいました。また、ここ数日は一気に気温が下がり、街ゆく人は初冬の装いです。とはいえ読書、芸術、行楽の秋の到来です。皆さまには十分ご自愛いただき、秋を満喫していただきたいと思います。
さて、第241回のコンサートは、「国際音楽祭ヤング・プラハ」に出演された皆さんにご登場いただきます。今回はプラハ芸術アカデミーを卒業したチェコの若手音楽家によって2005年に創立された木管五重奏団『ベルフィアート クインテット』の皆さん、それにファゴットの伊藤綾子さんが賛助出演してくださいます。
この若きヴィルティオーゾの競演を実現してくださった国際音楽祭ヤング・プラハ事務局並びに関係者各位に最大限の感謝の意を表しつつ、ご来場の皆さまと一緒に至福の時を過ごせる幸せを噛みしめながら当日を待ちたいと思います。どうぞお楽しみに。
日 時平成29年11月15日(水) |
会 場千代田御茶ノ水ビル |
出演者 : ベルフィアート クインテットオト・ライプリッヒさん (フルート) |
お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
出演者プロフィール:“ベルフィアート クインテット”
オト・ライプリッヒさん | フルート
プラハ音楽院、プラハ芸術アカデミー卒業。
プラハ芸術アカデミー在学中ウィーン国立音楽大学の奨学生として合格しH.シュマイザーのクラスで研鑽を積む。
R.ノヴォトニー、R.ピヴォダの各氏に師事。これまでに数々の国際コンクールにおいて入賞する。
現在プラハフィルハーモニア団員を務めながら、バボラークアンサンブル、ベルグオーケストラのメンバーとしても活躍。
2011年よりチェコフィルハーモニー管弦楽団賛助首席奏者。
ヤン・ソウチェクさん | オーボエ
10歳よりオーボエを始め、プラハ音楽院、プラハ芸術アカデミー卒業。
F.X.トウーリ、J.ブロシコヴァーに師事。フランス・リヨン音楽院にて奨学生としてJ.Lカペザリ、J.ギシャールの元で研鑽を積む。
2005年、Lodzにおけるコンクールにおいて第1位、2008年プラハの春国際コンクール第3位。
ソリストとして多くのオーケストラと共演する他、2006年よりプラハフィルハーモニア首席オーボエ奏者、プラハ国立劇場オーケストラのメンバーとして活躍。
イジー・ヤヴーレックさん | クラリネット
ヤナ ネルダ高校、プラハ芸術アカデミー卒業。
M.ポラーク、J.フラヴァーチ、V.マレシュの各氏に師事。
これまでにコンチェルティーノ・プラガ、スロヴェニア・クレシェクにおける国際コンクール等で入賞。
ソリストとして活躍する他、2011年よりカルロヴィヴァリ交響楽団メンバー。
カテジナ・ヤヴールコヴァーさん | ホルン
プラハ音楽院を経て2016年プラハ芸術アカデミー卒業。
プラハ芸術アカデミー在学中パリ音楽院奨学生として合格し研鑽を積む。
B.ティルシャル、Z.ディヴォキー、R.バボラーク、A.カザレの各氏に師事。
これまでに多数の国際コンクールにおいて入賞する中で大きな成功は2013年プラハの春国際コンクール第1位、ミュンヘンARD国際コンクールにおいて最高位を受賞。
2016年よりチェコフィルハーモニー管弦楽団団員。
伊藤 綾子さん | ファゴット
沖縄県立芸術大学を卒業後、プラハ芸術アカデミーに留学。
在学中、カルロヴィヴァリ交響楽団に所属。副首席を務める。
帰国後、桐朋学園大学の嘱託演奏員等を経て現在、主に木管五重奏DUHAのメンバーとして活動。アウトリーチ活動に力を入れる。
川越文化施設管理公社の登録アーティスト。これまでに、ファゴットを山畑馨、フランチシェク・ヘルマン、イジー・サイドゥル各氏に師事。
これまでに第1回オロモウツ国際コンクール第2位の他数々のコンクールにおいて入賞。