次回 第238回千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
魅惑の一夜に迷い込む
しなやかなジャズボーカルと仲間たち
拝啓 このところ梅雨前線の影響によって列島各地で局地的な豪雨が降っています。特に九州から西日本にかけては梅雨の長雨ですでに平年を上回る雨量が観測されていますので、大きな自然災害が起きないようお祈りしたいと思います。その一方で沖縄地方など南方ではすでに梅雨が明けて真夏の日差しとなっています。すっきりしないお天気とは我々も間もなくお別れです。季節の移ろいを感じながら、まぶしい陽光の季節を待ちたいと思います。
さて、第238回のコンサートは、素敵なジャズをたっぷりお届けします。ご出演いただくのは、看護師資格を持ち、現在も病院勤務を続けながら演奏活動もしていらっしゃる異色のヴォーカリストおかのひろみさん、アルトサックスの岡野大夢さん、ベースの荒井美咲さん、ギターの後藤正治さんです。
ちなみにギターの後藤さんは、電子回路技術者として働きながら作成したフリーソフトが、CERN(欧州原子核研究機構)の大型加速器実験に採用されたという、こちらも異色の経歴をお持ちであり、研究機関や病院などにお世話になっている千代田テクノルとは少なからぬご縁を感じます。また当コンサートをプロデュースしてくださっている菊岡さんからも「聴きごたえ十分ですよ」と太鼓判をいただいており、素敵なJAZZセッションを聴かせていただけそうです。どうぞお楽しみに。
日 時平成29年7月19日(水) |
会 場千代田御茶ノ水ビル |
出演者 :
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お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
出演者プロフィール
おかの ひろみ | ヴォーカル
6歳からクラッシックピアノを習い、音楽に親しむ。
学生の頃バンドボーカルとしてスカウトされ、作詞・作曲をしながらバンド活動を開始。のち、ジャズの店主に声をかけられ、ジャズの世界へ。高橋伸寿氏、亜樹山ロミ氏、平田康子氏、岸川恭子氏、田中直樹氏、熊谷英雄氏に師事。
2010年、日比谷公会堂にてJAZZ DAYボーカルコンテストにてグランプリ受賞。
看護師の資格を持ち、現在も病院看護師をしながら、ジャズヴォーカリストとして銀座シグナス・六本木サテンドールなど都内や、埼玉でライブ活動中。また、埼玉のレストラン等でジャズライブをコーディネートするなど、地域に音楽を提供する活動も行っている。
岡野大夢 | アルトサックス
15歳より岡崎正典氏に師事。
国立音楽院高等部に進み、ジャズを専攻する。
入学と同時に高橋厚雄氏に師事。17歳で単身渡米し、1カ月ペイシャン・ヒギンス氏に師事。田井中福司氏、ペイシャン・ヒギンス氏のもと、ライブハウスでのジャムセッションを経験する。
2016年高校卒業後、再び渡米し3カ月ペイシャン・ヒギンス氏、マーク・グロス氏に師事。
現在、高橋厚雄氏、岡崎正典氏に師事しながら演奏活動を始める。
荒井美咲 | ベース
埼玉県出身。大学時代から本格的にJAZZミュージシャンとして活動を始める。
2011年、2016年 SAPPORO CITY JAZZパークライブコンテストでファイナリストに選出される。
都内を中心に関東各地のライブハウスでライブ活動を行なっている。
後藤正治 | ギター
石川県出身。
11歳から洋楽に興味を持ちギターを始めると同時に、当時音楽を聴いていたIC搭載ラジオがきっかけで半導体集積回路に興味を持つ。電子工学の勉学と東京での音楽活動両立を目指し東京工業大学に進学、ジャズ研でギタリスト布川俊樹氏に出会い影響を受ける。
1994年、電子回路技術者として働きながら作成したフリーソフトがCERN(欧州原子核研究機構)の大型加速器実験に採用され物理学研究用ソフトウェアROOT開発に参加、音楽活動中断。
2004年活動再開、ナイロン弦アコーステックギターによる独自スタイルでジャズを演奏。アン・サリーをはじめ、数多くのミュージシャンとライブ、セッションを重ねる。