次回 第237回千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
震える魂の競演
心の共鳴が奏でる響きに出会う
拝啓 朝方や夕方はまだ涼しさが残っていますが、日中の日差しには真夏の到来を感じられる季節になりました。近郊の山々で聞かれる鳥の鳴き声は今はまだウグイスですが、そろそろホトトギスが渡ってきます。ちなみにホトトギスはウグイスの巣に卵を産んで育ててもらうことを知っていましたか。それはさておき、次回コンサート開催日の21日は夏至にあたり、梅雨の季節の真只中だろうと思います。足元が悪いかもしれませんのでお早目にお越しください。
さて、第237回のコンサートは、サックスの田中邦和さん、アコーディオンの佐藤芳明さんをお招きします。このデュオが誕生したのは、十数年前に世界的なジャズドラマー森山威男さんのグループでの共演がきっかけとのこと。田中さんからは「サックスもアコーディオンもリードが発音体なのです。二人の心の中、それは指から息遣いになり、吹奏の触感がリズムと歌になるのです。自由なスピリットで名曲たちに新たな命を吹き込みます。」とのコメントをいただきました。
田中さんのサックス演奏は吠えるようなフォルテから囁くようなピアニシモまで、まさに変幻自在。一方の佐藤さんは揺るぎないテクニックに裏付けされた演奏で、ライブやアーティストサポートから舞台まで様々なジャンルでご活躍です。サックスとアコーディオンのデュオで、どのようなコラボレーションが生まれるのか。想像を膨らませながらコンサート当日を待ちましょう。どうぞお楽しみに。
日 時平成29年6月21日(水) |
会 場千代田御茶ノ水ビル |
出演者 :
|
お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
出演者プロフィール
田中邦和 | サックス
東京大学文学部卒。
大学時代からジャズ、ポップスに傾倒しサックスを独学にて修める。「幅広い音楽を俯瞰する」と評されるスタイルで、あらゆるサウンドに溶け込みつつ独自の存在感を醸し出す。
ソロ活動の他、リーダー/サイドマンとして、レコーディング、セッション等多数。国内外のjazz/Rockフェスティバルにも出演。
オーセンティックなジャズからポップス、即興、パビリオンや映画音楽の制作まで活動は多岐にわたる。
http://www.kuni-kuni.net/
佐藤芳明 | アコーディオン
国立音楽大学在学中に独学でアコーディオンを始める。
卒業後渡仏、C.Ⅰ.M.Ecole de Jazz にてアコーディオニスト・Daniel Milleに師事。
既存のアコーディオンのイメージにとらわれない独自のサウンドで、ライブ、レコーディング、アーティストサポート、舞台音楽など、様々な現場で数多くの仕事をこなし、国内外を問わず、ジャンルを越えて幅広く活動。
http://www.geocities.jp/acc_sssaaatttooo/