次回 第235回千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
心躍るアンサンブルの妙
古き良き…を偲ぶSwingのリズム
拝啓 このところすっかり春めいてきたと思っていたところに突然の寒波がやって来て、関東の山間部はすっぽりと雪に覆われました。その直後、那須のスキー場で雪崩が起き、高校生らが巻き込まれるという悲惨な死亡事故が起きました。指導者の判断に難しさがあったのかもしれませんが、「自然災害」というには、あまりに忍びない出来事でした。衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。
さて、第235回のコンサートは、“加治雄太 Swingin' Three”の皆さんをお招きして、古き良き時代のジャズをお届けいたします。リーダーの加治雄太さんからいただいたメッセージをご紹介しましょう。
『今回は、ジャズの中でも、特に1930年代~1940年代のスイングジャズを中心にお送りしたいと思っております。ジャズがダンス音楽として人々に愛されていた時代の古き良きナンバーの数々を、ギター、ベース、サックスというアコースティックな編成でお送りいたします。思わず身体を動かしたくなるようなゴキゲンなリズムと、3人の音の会話をお楽しみいただけるかと存じます。』
会場のスペースに限りがありますので、立ち上がって踊るわけにはいきませんが、気持ちが自然に浮き立つようなステージになること受け合いです。どうぞお楽しみに。
日 時平成29年4月19日(水) |
会 場千代田御茶ノ水ビル |
出演者 :
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お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
出演者プロフィール | 加治雄太 Swingin' Three
加治雄太(ギター)|ギター
1984年生まれ。14歳でギターを始める。
明治大学入学後、同大学のビッグバンド、“Big Sounds Society Orchestra”にてジャズと出会い、Count Basie Orchestraのギタリスト、Freddie Greenスタイルのリズムギターを研究する。
同バンド在籍中に、山野楽器主催「YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST」にて優秀賞、スイングジャーナル社主催「Winter Big Band Contest」にて最優秀賞を受賞。
2015年8月~9月、石川周之介カルテットのメンバーとして、オランダ、イギリス、ドイツへのツアーへ参加。好評を博す。
現在は、自己のグループの他、“大田垣正信×加治雄太”、“対話TAIWA”、“まつきり三郎とスイングバイ・ブラザーズ”などのユニットで、首都圏を中心に活動中。
あたたかい音色、正確なタイム感と豊かな歌心、献身的なサポートには定評があり、特にスイングスタイルでのリズムギターのグルーヴ感には特筆すべきものがある。
渡邊恭一 |テナーサックス、クラリネット
1984年東京都北区十条生まれのスイングテナー/クラリネット奏者。
1930s‐40sジャズの質感をベースに、様々なスタイルにフィットしていく靭やかな音楽性と現代性を持つ。2006年の浅草ジャズコンテスト優勝を契機に早稲田大学を中退。
自身のバンドSwingers、”対話TAIWA”を率いた演奏活動をはじめ、ジャンルを問わず国内外の著名ミュージシャンと共演。インディペンデントな音楽シーンから、Jazztronik、デキシーキングス、宮城まり子、伊東ゆかりまで、録音、ツアー・サポート参加多数。
演奏以外でも、FM番組“What's Jazz?”ホストパーソナリティや、podcast“第五トラディショナル”その他のトークイベント主宰、音楽雑誌への寄稿、アメリカ・ヨーロッパへの取材・研鑽旅行などHot Jazzをテーマに様々な企画を展開し、海外ミュージシャンとの交流も頻繁に持っている。
寺尾陽介 |ベース
1987年、埼玉県さいたま市出身。中学生の時にベースを始める。
18歳で明治大学入学後、「ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ」に所属、コントラバスをはじめる。コントラバスを安ヵ川大樹氏に師事。
これまでにジャズコンボ、ビッグバンドを中心に若手からベテランまで数多くのミュージシャンと共演。
またSteve Wilson(sax)、Dennis Mackrel(dr)、Carl Saunders氏(tp)、Douglas Purviance氏(btb)、Scott Reeves氏(tb.alto flg)、Vladimir Shafranov氏(pf)など海外のミュージシャンとの共演、国内ツアーにも参加している。
2011年浅草JAZZコンテストにて駒野逸美氏(tb)のバンドでグランプリを受賞。