第198回 千代田チャリティ・コンサートのお知らせ

若きヴィルティオーゾの芸術をあなたへ

今宵、すばらしきヴァイオリンの音色に聴き入る







拝啓 師走を迎え、街を歩いているとあちらこちらからジングルベルの音が聞こえる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。このところ一気に冬の気配に包まれてきたこともあり、当社前の街路では、イチョウが歩道に黄色の模様を描くようになりました。昼と夜との寒暖差が大きいので、どうぞ風邪を召されないようご自愛ください。


 さて第198回のコンサートは、先月に引き続きクラシックのプログラムをお届けします。今回は、数々のコンクールで輝かしい成績を収められ、国内外でご活躍を続けていらっしゃる、才能溢れる若きヴァイオリニストの周防亮介さんをお招きし、ピアノ伴奏によるソロとデュオの曲をたっぷりお楽しみいただきます。デュオ演奏ではヴァイオリンの福田俊一郎さんにもご登場いただきます。


 曲目はバッハ、サラサーテ、ショスタコーヴィチなど多彩な作曲家の名曲を選んでいただきました。当日、周防さんと福田さんにお目にかかる皆様は、その若さと、奏でられる音楽とのギャップに新鮮な驚きを覚えられることでしょう。その感覚に魅せられて、私の秘書などはすっかり追っかけファンになっているほどです。どうぞ皆様お楽しみにお待ちください。

日 時

平成25年12月18日(水)
17:30開場
18:00開演

会 場

千代田御茶ノ水ビル
1階エントランスホール
東京都文京区湯島1-7-12

出演者


周防 亮介さん(ヴァイオリン)
福田 俊一郎さん(ヴァイオリン)
富岡 順子さん(ピアノ)

お問い合わせ先

千代田チャリティ・コンサート事務局

Tel:03-3816-5241 Fax:03-5803-4870
LinkIconメールでのお問い合わせ

お申し込み方法


郵送にて同封しました申し込み用の“往復はがき”に参加・不参加を明記の上、平成25年12月12日(木)までに到着するように投函して下さい。(注:参加・不参加にかかわらず、必ず“往復はがき”を投函して下さい。)
※往復はがきは、切らずに投函してください。
抽選により80名様に限らせていただきますのでご了承ください。
その結果につきましては、事務局より“はがき”でお知らせいたします。

ご出演者プロフィール

周防亮介(ヴァイオリン)

1995年 京都府に生まれ、7歳よりヴァイオリンを始める。


2008年 第62回全日本学生音楽コンクール大阪大会第1位、全国大会第3位。


2009年 第13回クロスター・シェーンタール国際ヴァイオリンコンクール(ドイツ)第1位及びヴィルティオーゾ賞・全部門の最高演奏者に贈られるEMCY賞を併せて受賞。


2010年 第4回ダヴィッド・オイストラフ国際ヴァイオリンコンクール(モスクワ)最高位及びスポンサー特別賞受賞。


2011年 第9回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞受賞。


2012年 第81回日本音楽コンクール第2位及び岩谷賞(聴衆賞)受賞。
その他数々のコンクールに入賞。
京都芸術祭において聴衆賞及び毎日新聞社賞受賞。


2013年いしかわミュージックアカデミーにおいてIMA音楽賞受賞。
第19回・20回と2年続けて〈国際音楽祭ヤング・プラハ〉より招聘され、ドヴォルザークホールにてプラハ室内管弦楽団とチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲を共演、またチェコ各地でのリサイタルや演奏会にも多数出演し好評を得た。


2012年、パリ・ユネスコ本部国際会議場にて「3.11 復活の音を奏でる日 東日本大震災メモリアルコンサート」に出演し、佐渡裕氏指揮・ジャポネード・オーケストラ(パリの四大オーケストラであるパリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ国立歌劇場管弦楽団などの演奏家により結成された特別なオーケストラ)とチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲を共演し、USTREAMにて世界配信され好評を博す。
ザ・フェニックスホール、東京文化会館、兵庫県立芸術文化センター大ホールなどでソロリサイタルを開催。


2013年5月には紀尾井ホール主催のリサイタルにおいて江口玲氏と共演、また西村朗氏の委嘱作品〈木霊〉を世界初演し絶賛された。
NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。


2013年9月、第5回ダヴィッド・オイストラフ国際ヴァイオリンコンクール(モスクワ)より招聘され、オープニングセレモニーにて演奏する。ソロリサイタルの他に大友直人氏、金洪才氏、円光寺雅彦氏、阪哲朗氏、フィリップ・フォン・シュタインネッカー氏、飯守泰次郎氏の指揮で、京都市交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、アンサンブル神戸、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団などと共演。マスタークラスにおいてザハール・ブロン、ピエール・アモイヤル、ボリス・ベルキン、マキシム・ヴェンゲーロフ、アナ・チュマチェンコの各氏に指導を受ける。イタリア・キジアーナ音楽院マスタークラスにおいてファイナルコンサートに抜擢されキジ・サラチーニ宮殿にて演奏し、ディプロマ取得。現在、東京音楽大学付属高校3年特別特待奨学生として在学し、小栗まち絵、大谷康子、原田幸一郎の各氏に師事。



福田俊一郎(ヴァイオリン)

3歳よりヴァイオリンを始める。


第20回神奈川音楽コンクールヴァイオリン部門 市長会会長賞。


第8回洗足学園音楽コンクール最優秀賞。


第16回日本クラシック音楽コンクール全国大会第5位。


第1回横浜国際音楽コンクール中学生の部 第1位及びグランプリ受賞。


第62回全日本学生音楽コンクール東京大会 第3位。


2010年ザルツブルク モーツァルテウム サマーアカデミーにおいて、ドラ・シュワルツベルク氏に師事し、アカデミーコンサートに出演。2012年マリボアー インターナショナル マスタークラス2012において、ラティカ・ホンダ ローゼンベルク氏に師事し、選抜コンサートに出演。


第66回全日本学生音楽コンクール東京大会第2位、全国大会第3位。


第11回東京音楽コンクール弦楽部門 第3位。


現在、小栗まち絵、大谷康子の各氏に師事。
東京音楽大学音楽学部1年在学中(特別特待奨学生)




富岡順子(ピアノ)

大阪音楽大学ピアノ専攻卒業。同大学院修了。


ポワティエ(仏)夏期音楽大学にて、V.ぺルルミュテール、P.バルビゼ、J.ジョア各氏に師事。


ピアノソロリサイタル、ピアノ・デュオリサイタルを開催するほか、大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団と共演。新作初演演奏会、室内楽、主に、弦楽器の伴奏者として数多くの演奏会に出演。泉の森ジュニアチェロコンクールに公式伴奏者として参加。


NHK洋楽オーデションに合格。FMリサイタルに出演。摂津音楽祭にて奨励賞、伴奏賞受賞。京都芸術祭最優秀共演者賞受賞。


現在、大阪音楽大学、京都女子大学にて後進の指導にあたっている。