第169回 千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
イマジネーションに遊ぶたったひとりのオーケストラ
エレクトーンで挑む芸術の域
拝啓 秋の夜長を謳歌した虫の音も山河を錦に飾った紅葉も盛りを越え、まもなく巷にジングルベルが聞こえてくる季節となりましたが、皆様には如何お過ごしでしょうか。
さて第169回は、千代田チャリティ・コンサート初登場となるエレクトーン演奏をお楽しみいただきます。ご出演は、たった1台のエレクトーンでフルオーケストラに迫るサウンドを奏で、電子楽器の常識を覆したエレクトーン演奏の第一人者、神田将(カンダ ユキ)さんです。
神田さんの演奏は、時に華やかで時に繊細、圧倒的は表現力と自然な音色、第一級の感性とテクニックに裏付けされた豊穣でドラマチックな音楽性、といった形容詞で語られています。私たちの誰もが心の片隅に持っている「BGMを奏でる電子オルガン」の先入観は、神田さんの奏でる最初の一音に出会った瞬間、見事に裏切られることでしょう。
今宵はお馴染みの映画音楽を中心としたプログラムで、エレクトーンの持つ高い潜在力を余すところなく駆使して表現する神田さんの類稀なる芸術を心ゆくまでご堪能ください。どうぞお楽しみに。
日 時平成22年12月15日(水) |
会 場千代田御茶ノ水ビル |
出演者
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お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
ご出演者プロフィール
神田 将(エレクトーン)
1967年に生まれ。東京都出身。たった1台のエレクトーンでフルオーケストラに迫るサウンドを奏でるなど、電子音楽の常識を覆すエレクトーン演奏家。
クラシック作品を得意とし、2006年以来カザルスホールなどのクラシック音楽専用ホールでのリサイタルを続け、毎年100回を超えるコンサートに出演。クラシックファンのみならず幅広い層から好評を博している。
2009年、2010年には、仙台クラシックフェステバル、中国上海国際芸術祭に出演。これらは、エレクトーン演奏家として史上初の快挙となった。
また、ソロの演奏活動にとどまらずクラシック界のトップアーティストとも数多く共演し、その卓越した音楽性は絶賛に値する。その他、全国の小中学校への訪問コンサートを通じ、子供たちに音楽の真価を伝えるための活動を積極的に行っている。