第168回 千代田チャリティ・コンサートのお知らせ

菊花の香りに誘われて

小春日やカップルの居る聖橋





 拝啓 秋も次第に深まり、庭から虫の声が賑やかに聞こえてくる季節となりましたが、皆様には如何お過ごしでしょうか。


 さて第168回は、千代田チャリティ・コンサートに幾度かご出演いただいている、ジャズシンガーの大橋美加さんをお招きし、歌心あふれるドリーミィ&スウィンギーなひとときを皆様の元へお届けいたします。


 大橋美加さんは、ジャズヴォーカリストの中で、“1番歌が上手い”と言われているマーサ三宅さんを母に持つ『ジャズ界のサラブレッド』ともいわれるミュージシャンです。また、ジャズシンガーとしてだけではなく、DJとして、シネマ・エッセイストとして、とその活動は多岐に亘り、様々なシーンで活躍されています。


 今宵はこの秋にリリースされる記念すべき10枚目のCDアルバム『ソングマニア』の録音メンバーと共に、お洒落なトークを織り交ぜて、夢いっぱいのステージをお届けします。どうぞお楽しみに。


日 時

平成22年11月17日(水)
17:30開場
18:00開演

会 場

千代田御茶ノ水ビル
1階エントランスホール
東京都文京区湯島1-7-12

出演者


大橋美加さん:ヴォーカル
遠藤征志さん:ピアノ
上羽康史さん:ベース
松尾明さん:ドラムス

お問い合わせ先

千代田チャリティ・コンサート事務局

Tel:03-3816-5241 Fax:03-5803-4870
LinkIconメールでのお問い合わせ

お申し込み方法


郵送にて同封しました申し込み用の“往復はがき”に参加・不参加を明記の上、平成22年11月8日(月)までに到着するように投函して下さい。
※往復はがきは、切らずに投函してください。
抽選により80名様に限らせていただきますのでご了承ください。
その結果につきましては、事務局より“はがき”でお知らせいたします。


ご出演者プロフィール

大橋美加(ヴォーカル)

短大在学中に東大ジャズ研にスカウトされライヴ・シーンにデビュー。


'86年ファースト・アルバムをリリースし、日本ジャズ・ヴォーカル賞新人賞を受賞。以降、NY録音2枚を含むリーダー作9枚を発表。TV・ラジオ・コンサート活動の傍ら、シネマ・エッセイストとしても3冊の著作を発表。


'96年4月より、NHK-FM毎週水曜『ミュージック・プラザ第2部ポップス(ジャズ・ヴォーカルとシネマの水曜日)』の構成、選曲、DJを足かけ10年間担当。


'05年11月6日よりFM東京のPCM放送『美加のNice‘N’Easyタイム』が好評放送中。


'10年9月15日、10枚目のリーダーアルバム『SONGMANIA』発売!


各方面で活躍される一方、自身のルーツである東京・下町で、後進の指導も積極的に手がけられています。



遠藤征志(ピアノ)

'78年4月新潟市生まれ。音楽家の父親の影響で4歳よりクラシックピアノをはじめる。


10年弱のブランクの後、大学4年生の時、即興音楽に衝撃を受けジャズピアノに傾倒する。玉川大学教育学科卒業と同時に音楽活動開始。猪俣猛トリオや東京JAZZカルテットなどで数々のフェスティバル等にも参加。


'06年1月単身NYへ渡りHarlemに移り住み、文字通り1からの武者修行をはじめる。


'07年2月に帰国し、東京で活動を再開。同年9月、自身のファースト・アルバム[MY MIND]をRCCレコードより発売。繊細で豊かな音色、精神性を感じさせる主張のある演奏、才能溢れるオリジナル作品で聴くものを魅了してやまない。ジャンルを超越した若手ピアニスト・作曲家として活躍が期待されている。



上羽康史(ベース)

兵庫県出身。早稲田大学に入学した頃にジャズと出会い、モダンジャズ研究会に入部しベースの奏法を独学で習得。在学中から「ピットイン』などのジャズ喫茶に出演するようになり、'72年からはプロとして本格的に演奏活動を開始。


大友義雄(As)、中本マリ(Vo)、大井貴司(Vib)等のグループを経て87年日本テレビ『ウィークエンド・ジャズ』にレギュラー出演。


'89年アンリ菅野(Vo)のグループのメンバーとしてカナダのモントリオールジャズ・フェスティバルに出演。好評を博す。


'93年マーサ三宅(Vo)のリサイタル(文化庁芸術祭参加)に出演。


'99年松尾明(Ds)率いる『Take Ten』のメンバーとして北京公演に参加。


現在は、自己のユニットの他に『Take Ten』『Ciel』等のグループに参加。 またマーサ三宅、大橋美加をはじめとする数々のヴォーカリストの伴奏もつとめ、コンサート、ジャズクラブ、レコーディング等で活躍中である。



松尾 明(ドラムス)

東京出身。21歳で渡米し、バークリー音楽院に留学。


アメリカ国内で数多くのライヴ経験を経て、帰国後、菅野光亮トリオ、小西徹カルテット、八城一夫トリオ、ブルーコーツ・オーケストラなどで活躍。


現在は自己のトリオを中心にライヴ活動を行い、マーサ三宅、大橋美加、MAYAなどのレギュラーも務める。


6菅編成のBig Band『松尾明&Take Ten』のリーダーも務め、'99年には日本と中国の国交で北京公演を果たす。また、スタジオミュージシャンとしても多くの作品を手がけ、レコーディングも多数残されており、Big Bandから唄伴までをこなす、幅広いドラミングが高く評価されている。