第164回 千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
若きヴィルトゥオーゾの競演
拝啓 うっすらと汗ばむ季節となりました 皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、第164回はヴァイオリンとピアノの若き天才お二人、武藤より子さんと金子三勇士(ミユジ)さんをお招きいたしました。
お二人は弊社が例年支援しております「国際音楽祭ヤング・プラハ」にともに日本代表として招かれ、チェコ、プラハの大舞台で大成功を果されました。数々のコンクールにも入賞され、すでに国際舞台で華々しい活躍を始動されている期待のお二人です。
ご存知のように本年は“ピアノの詩人”ショパンの生誕200年。世界中がショパンの音楽に満ち溢れておりますが、本日もショパンを中心に、ヴァイオリンとピアノの魅力を余すことなく伝える名曲の数々をプログラムといたしました。武藤さんの目も眩むようなテクニック!ハンガリー・日本のハーフ、金子さんによる圧巻!のリスト…若きヴィルトゥオージ(名手たち)のフレッシュで華麗な演奏でお楽しみいただきます。
日 時平成22年6月16日(水) |
会 場千代田御茶ノ水ビル |
出演者
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お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
ご出演者プロフィール
武藤より子さん(ヴァイオリン)
1988年東京生まれ。
第52回全日本学生音楽コンクール小学校の部全国大会、アロイス・コットマン・コンクール(フランクフルト)、第1回シュロス・ヴァルトハウゼン音楽コンクール(マンハイム)、第17回バッハ国際コンクール(パリ)、第5回若いヴァイオリニストの為のルイ・シュポア国際コンクール(ワイマール)で第1位および特別賞、また、第1回仙台国際音楽コンクール、第9回シュポア国際ヴァイオリンコンクール(フライブルク)では最年少で奨励賞を受賞。
2000年第9回国際音楽祭ヤング・プラハに史上最年少12歳でソリストとして出演。これまでに東京交響楽団、読売日本交響楽団、N饗団友オーケストラ、バーデン・バーデン・フィルハーモニー、プラハ・フィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペレ・ヴァイマール等、国内外のオーケストラと共演。また、NHKテレビ、ドイツSWRテレビ・ラジオ、ドイツラジオカルチャーにも出演している。
2010年2月にはベルリン・フィルハーモニー大ホールに於いて、ジェイス・オグレン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団とストヴァンスキーのヴァイオリン協奏曲でベルリン・デビューを果たした。これまでに故鷲見四郎、ライナー・クスマウル、ジェラール・プーレ、サシュコ・ガヴリロフ各氏に師事。
金子三勇士さん(ピアノ)
1989年、日本人の父とハンガリー人の母のもとに生まれる。
6歳よりハンガリーのピアノ教育第一人者Cs.Nagy Tamasneに師事、単身ハンガリーに留学し祖父母の家よりバルトーク音楽小学校に通う。1997年と2000年に全国連弾コンクールで優勝し、2001年には全国ピアノコンクール9〜11歳の部で優勝。
2001年(11歳)飛び級で国立リスト音楽院大学ピアノ科に入学、Eckhardt Gabor、 Kevehazi Gyongyi 、 Wagner Ritaの各氏に師事。
2006年(16歳)、ピアノ科全課程修了とともに日本に帰国。東京音楽大学付属高等学校2年に編入し、清水和音、迫昭嘉、三浦捷子の各氏に師事。
2009年シャネル ピグマリオン・デイズ アーティストに選ばれ、銀座シャネル・ネクサス・ホールンにて定期的にリサイタルを行う他、小林研一郎指揮/新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団と共演、また広上淳一指揮/東京音楽大学シンフォニーオーケストラのヨーロッパ公演のソリストに選ばれ、ミュンヘン、ウィーンにてリストのピアノ協奏曲第2番を演奏し好評を博した。第19回国際音楽祭ヤング・プラハに出演。その他、今までにハンガリー、アメリカ、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、ギリシャ、ルーマニア、などで演奏活動を行なう。
現在、東京音楽大学ピアノ演奏家コース3年在籍中。20歳の新星ピアニストとして今後の活躍が期待されている。
2005年 7月 バラッシャジャルマット国際コンクール グランプリ優勝
2005年10月 コンツェルテウム・ギリシャ国際コンクール優勝
2006年 1月 シンメルUSASU 国際ピアノコンクール優勝(米国)
2008年 3月 バルトーク国際ピアノコンクール優勝