次回 第261回千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
カフェでまどろむ癒しのひととき
イーストコーストのアンニュイな風の中で
拝啓 お盆を過ぎたあたりから早朝の蝉しぐれが「ヒグラシ」一色になりました。また今週に入って、連日の猛暑から少し開放された感じがしてホッと一息ついておりましたが、一転、27日夜から28日にかけて九州北部で「レベル5」の大雨特別警報が発令され大きな被害が出てしまいました。今後もしばらく不安定な天気が続く予報が出されており大変心配です。自然に逆らうことは敵いませんが、皆さまにおかれましては、万一の時にはくれぐれも無理をせず、早め早めの対応を心がけていただきたいと思います。
さて、第261回のコンサートは、行川(なめかわ)さをりさん、露木達也さんのお二人によるDUO「spor(スポール)」をお招きして、南米ブラジルの熱いパッションを洗練された感性で包み込んだ素敵な音楽「ボサノバ」をお楽しみいただきます。サウンドはジャズ、リズムはサンバ、転調の多いメロディライン、歌はささやくように語られるポルトガル語。1960年前後に当時のブラジルの若者たちが追い求めた自国音楽。残念ながらご当地ブラジルでは、今はすっかりボサノバを耳にする機会が減ってしまったようですが、時空を超えて現代日本の当チャリティ・コンサートでたっぷりお届けいたします。どうぞご期待ください。
日 時令和元年9月18日(水) |
会 場千代田御茶の水ビル |
出演者 :spor(スポール) |
お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
出演者プロフィール:
spor(スポール)
行川さをり、露木達也による、ボサノバDUO。
spor(スポール)は北欧の言葉で「足跡、軌跡」という意味。記憶の足跡をたどり、静かに深く心に寄り添う音楽であるように、北の空を想う南の大地をイメージしてつけました。
ブラジルのリオで生まれた音楽「bossa nova(ボサノバ)」。
人種のるつぼであるブラジルの音楽は、アフリカやヨーロッパの様々なルーツ音楽が融合されて発展してきました。さらにJAZZの洗練されたサウンドが加わり生まれたのがボサノバです。
肌触りの心地よい歌声と洗練された南米の歌心あるギターでお届けする、豊かで愉快な地球の裏側の音世界。どうぞ、お楽しみください。
行川さをり | ヴォーカル
JazzとBrazil音楽を歌うセッションボーカリストとして都内を中心に活動。
本来の歌唱法にとらわれず、絵を描くような、自由で即興的な声の表現が特徴。
Dianne Reevesへのリスペクトを持ちながら、独自の「インストゥルメンタルヴォイス」によるオリジナルな空間表現を目指している。
2010年12月に1stアルバム「Se Pudesse entrar na sua vida」をリリース。
2013年3月に2枚目のミニアルバム「Fading Time」をリリース。
2015年12月にはリーダートリオphacoscape(ファコスケイプ:ピアノ伊藤志宏・クラリネット土井徳浩とのトリオ)名義で「[‐scpes,]」をリリース。
現在はソロ名義の活動の他、Brazil音楽を得意とするギタリスト露木達也とのユニット“spor”の活動も精力的にしている。このほか、TV番組やCMでの歌唱、コンピレーションアルバムへの参加など、幅広く活動中。
(NTT docomo/JR東海/西友/資生堂/シャディーetc.のTVCM歌唱、トリビュートCDアルバム「大滝詠一“A LONG VACATION” from ladies」参加 など)
公式サイト http://namekawasawori.com/
露木達也 | ギター
ギタリスト、湘南出身・在住。
何気なく部屋に飾ってあった父親の宝物のArt Blakeyサイン入りの帽子やレコードコレクションからジャズやロックに興味を持ち高校からギターを始める。
ジャズギターと音楽理論を東海林由孝氏、加藤崇之氏、クラシックギターをアルゼンチン人ギタリストAriel Asselborn氏に師事。
Bossa Nova,Samba等、南米の歌心溢れるフィーリングをバックグラウンドとしながら、Jazz,Pops,Rock,Flamenco,Hip Hop,World等ジャンルを問わずセッションを重ねている。また、TVドラマ、CM、ゲーム音楽等のスタジオレコーディングにも多数参加。
中州ジャズ、Bossa Aoyama、高槻ジャズストリートなど日本の主要なジャズ、ボサノバ音楽フェスに出演。
2014年初のソロアルバム“agora”をリリース。ボサノバスタンダードとオリジナルを中心に置いた作品で、温かみのある音色のギターに加えソフトなヴォイスの弾き語りも披露している。
Quique Sinesiのフォルクローレ的な楽曲やWayne Shorterの「Nefertiti」をボサノバアレンジで取り上げるなど幅広い音楽性を打ち出し、多方面から高い評価を得ている。
公式サイト http://tatsuya-tsuyuki.com/