第207回 千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
心に語りかけてくるジャズギターの世界
喧騒を離れゆったりと大人のを楽しむ
拝啓 このところすっかり涼やかな空気に包まれてきて、朝夕は肌掛けだけでは肌寒く感じるような季節となりました。北海道や本州の標高の高い場所では紅葉が色づき始めたところも多いようです。都市近郊でもツクツクボウシの鳴き声に初秋の訪れを感じます。
そんな折、登山者や観光客で賑わっていた木曽御嶽山が突然噴火し、多くの犠牲者が出てしまいました。被害に遭われた方々には心からご冥福をお祈り申し上げます。御岳山といえば、7合目までロープウェイで一気に登れ、手軽に大自然の中へ飛び込める観光地のイメージが強く、これまでも多くの観光客が訪れていたと思いますが、あらためて地球のエネルギーの凄まじさに脅威を覚えました。
さて第207回のコンサートは、ジャズギターのデュオで、しっとりとした大人の時間に浸っていただきます。当コンサートでは、これまで様々な編成でジャズ演奏をお届けしてきましたが、ギターデュオというのは初めてではないかと思います。
ご出演は、幅広い演奏活動やギタースクールでの後進指導でご活躍されている道祖尾良児さん、多功誠さんのお二人です。ドラム、ピアノ、ベースといったオーソドックスな編成とは異なり、ギターの甘やかな響きだけで紡ぎ出されるJAZZの世界。お二人のギターがどんなふうに絡んで我々を魅了してくださるのか、想像しただけで心が躍ります。
日 時平成26年10月15日(水) |
会 場千代田御茶ノ水ビル |
出演者:
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お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
ご出演者プロフィール
道祖尾 良児 | さいのお りょうじ(ギター)
1975年生まれ。15歳よりエレキギターを始める。
高校卒業後、AN MUSIC SCHOOLにて、ジャズギターを鈴木康允、音楽理論を水上聖に師事。その他、ジャズギターを布川俊樹、クラシックギターを富川勝智に師事。
2000年より、ミュージックスクールのギター講師に就任。
2008年、(株)saino music school設立。スクール運営のほか、演奏活動、レコーディング、セミナーなど幅広く活動を行っている。
多功 誠 | たこう まこと(ギター)
1982年生まれ。15歳でギターを始める。
19歳の時、エリック・クラプトンのコンサートでover the rainbowを聴きジャズに傾倒、ジャズギターを始める。
ジョーパス、ケニー・バレルなどの王道スタイルを学び、その後、橋爪亮督(ts)、市野元彦(g)に師事。オーソドックスなスタイルからコンテンポラリーなアプローチまで幅広く演奏する。
現在は都内各所での演奏活動とドルフィンギタースクールにて後進の指導にあたる。