第206回 千代田チャリティ・コンサートのお知らせ

風が見える、波が見える

ハワイアンがもたらした魅惑の響き



拝啓 8月は台風11号の上陸に加え前線活動が活発で、各地で浸水や土砂災害が相次ぎました。被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。今夏は何となくすっきりしない天候が続いているように感じますが、日差しが戻れば厳しい残暑の毎日です。それでも夜明け前や夕暮れ後の蝉しぐれはすっかりヒグラシの大合唱になり、季節の移ろいを感じる今日この頃です。


 さて第206回のコンサートは、素敵なハワイアンミュージックの数々を、独特の調弦によるスラックキーギター、歌、ウクレレでお届けします。ご出演はTrail Mixのお二人です。スラックキーギターのご説明は後述させていただきますが、なぜか聴いているだけで心が癒されるようなハワイアンの雰囲気は、このギターが醸し出しているのは間違いなさそうです。今回はハワイアンミュージックそのものの魅力に出会うだけではなく、ギターの調弦(チューニング)が変わるたびに、音色や響きと一緒に心象風景までも変わるという不思議な体験ができるかもしれません。


 9月半ばのコンサートですが、まだまだ暑い日が続いているのではないかと思います。どうぞ遥かなる南の島に想いを馳せながらお待ちください。お楽しみに。

日 時

平成26年9月17日(水)
17:30開場
18:00開演

会 場

千代田御茶ノ水ビル
1階エントランスホール
東京都文京区湯島1-7-12

出演者:Trail Mix


Makalaniさん (スラックキーギター・歌)
Califsoさん (スラックキーギター・ウクレレ)

お問い合わせ先

千代田チャリティ・コンサート事務局

Tel:03-3816-5241 Fax:03-5803-4870
LinkIconメールでのお問い合わせ

お申し込み方法


郵送にて同封しました申し込み用の“往復はがき”に参加・不参加を明記の上、平成26年9月8日(月)までに到着するように投函して下さい。(注:参加・不参加にかかわらず、必ず“往復はがき”を投函して下さい。)
※往復はがきは、切らずに投函してください。
抽選により80名様に限らせていただきますのでご了承ください。
その結果につきましては、事務局より“はがき”でお知らせいたします。

ご出演者プロフィール

Trail Mix(Makalani & Califso)


ハワイアン・スラック・キー・ギターのカルチャーを受けた2人の、2本のスラック・キー・ギターによる2ピースバンド。


精力的にライブ活動を続けてきている中で、ハワイから来日したJohn Cruz、Herb Ohta Jr.など世界的なミュージシャンのオープニングアクトもつとめている。


それぞれがこれまでに受けた影響の音楽の要素も取り込みつつ、ハワイアン・ツー・スラック・キーでハワイ過ぎない音をお届けします。


Makalani(スラックキーギター・歌)

2002年、日本でのスラックキーギターの第一人者でありハワイでもレジェンドである山内雄喜師匠との奇跡的な出会いで、ハワイ音楽に目覚め、2005年からはスラックキーギターでのソロ活動を開始。


現在はスラックキーギター教室も主宰し、昨年CDもリリース。


10月にはハワイオアフ島で行われるSlack Key Guitar Festival 2014にも出演することになっている。





Califso(スラックキーギター・ウクレレ)

2002年頃にスラックキーギターに出会い独学で弾き始める。


2010年にMAKALANIに師事、2012年よりMAKALANIとTrail Mixを結成しライブ活動を始める。


スラックキーギター、ウクレレ共に繊細なタッチを持ち味としている。

 ハワイアン・スラック・キー・ギター(Hawaiian Slack Key Guitar)とは

ハワイで生まれた独特のギター調弦(チューニング)による奏法・スタイルの音楽です。

1830年頃、ギターを手にしたハワイアンは、ポリネシア民族独特のハーモニー感覚とおおらかさによりチューニングを編み出して行ったのでしょう。結果、多くの調弦方法が生み出され、それらは1950年頃まで家族の単位で受け継がれてきたため、商業的に人前で演奏されることは殆ど無かったようです。

スラックキーギターはハワイの文化の一つです。ハワイの楽器といえばウクレレ、スチールギターを思い浮かべると思いますが、ハワイにはウクレレよりも前にギターが持ち込まれ、スチールギターはスラックキーギターから発展した楽器であるのです。