第204回 千代田チャリティ・コンサートのお知らせ

ようこそ『響き』の世界へ

クラシック・ギターが奏でる自然な音色に浸る







 拝啓 昼間の日差しはすっかり夏めいて、街路の紫陽花もきれいに色づき始めました。あと少しで鬱陶しい梅雨の季節になりますが、秋の実りのことを思えば恵みの雨です。東京近郊の田んぼでは、ちょうど田植えの時期でしょうか。間もなくカエルの大合唱が聞かれることでしょう。カラ梅雨や冷夏にだけはなってほしくありません。


 さて第204回のコンサートは、クラシックギターの井上仁一郎さんと山﨑拓郎さんをお招きして、ご来場の皆さまをアコースティックな響きで包み込ませていただきます。お二人のギター演奏は、たとえば情熱的なパッセージであっても決して荒々しくなることなく、紡ぎ出される音色は、ぬくもりと優しさに満ち溢れています。


 ご存知のとおり当コンサートの会場は響きが豊かなので、倍音がたっぷりこもったクラシックギターの音色とベストマッチな演奏会になること請け合いです。演奏者お二人の息遣いや、フレット間を行きかう指と弦が擦れ合う音、アルペジオで弦をつま弾く音、色々な音が間近に迫ります。どうぞお楽しみにお待ちください。

日 時

平成26年6月18日(水)
17:30開場
18:00開演

会 場

千代田御茶ノ水ビル
1階エントランスホール
東京都文京区湯島1-7-12

出演者


井上 仁一郎さん(ギター)
山﨑 拓郎さん (ギター)

お問い合わせ先

千代田チャリティ・コンサート事務局

Tel:03-3816-5241 Fax:03-5803-4870
LinkIconメールでのお問い合わせ

お申し込み方法


郵送にて同封しました申し込み用の“往復はがき”に参加・不参加を明記の上、平成26年6月9日(月)までに到着するように投函して下さい。(注:参加・不参加にかかわらず、必ず“往復はがき”を投函して下さい。)
※往復はがきは、切らずに投函してください。
抽選により80名様に限らせていただきますのでご了承ください。
その結果につきましては、事務局より“はがき”でお知らせいたします。

ご出演者プロフィール

井上 仁一郎さん(ギター)


1981年福島県出身。福島県立福島高等学校、日本大学芸術学部音楽学科を卒業。
3歳からピアノ、6歳からヴァイオリン、16歳からクラシックギターを始める。


これまでにギターを秋山智樹、原善伸、各氏に師事。また、ヨーロッパをはじめ各地の講習会などに数多く参加し、O.ギリア、M.バルエコ、D.ラッセル、R.アウセル、T.M.ペリング、P.シュタイドル、C.コチョリス、W.カネンガイザー、M.E.グスマン、R.ガジェン、C.トレパット、A.ガロベー、F.ロドリゲス、J.G.モレーノ、J.L.ツァモーラ、B.ロハス、F.S.モンテイロ、A.クラウゼ、J.ワグナー、H.W.フッパーツ、佐々木忠、鈴木大介、池田慎司、藤井眞吾、小川和隆、手塚健旨、各氏他多数のレッスンを受講。


北鎌倉女子学園高等学校講師。港区立高陵中学校委嘱指導員。井桁ギター教室講師。日本ギタリスト協会委員。神奈川ギター協会委員。


第33回新人ギタリストオーディション第1位。第15回名古屋ギターコンクール第1位。
第39回クラシカルギターコンクール第1位。他、国内外多数のコンクールで上位入賞。


これまでに、日本各地、韓国、スペインなどで演奏を行っている。2013年、オムニバスCD『Octavo(オクタボ)』、1stソロCD『Homenajes(オメナヘス)』発表。




山﨑 拓郎さん(ギター)

1980年千葉出身。
16歳よりエレキギター、19歳よりクラシックギターを始める。


成蹊大学ギターソサエティに所属し21歳より高田元太郎氏に師事。大学卒業後、現代ギター社GGショップに勤務。第35回クラシカルギターコンクール本選入賞。第14回名古屋ギターコンクール第1位。第18回JGAギター音楽祭出演。


ヨーロッパのギターフェスティバルにてウィリアム・カネンガイザー、ゾーラン・ドゥキッチ、デニス・アザバギッチ等のマスタークラスを受ける。


2008年よりイギリスに留学。ロンドン、トリニティー音楽院にてグラハム・アンソニー・デヴァイン氏に師事。LTCL演奏家ディプロマ取得。2010年秋帰国。都内を中心に演奏、教授活動を行なう。