第187回 千代田チャリティ・コンサートのお知らせ

ミューズから一足早いクリスマスプレゼント

東欧プラハから飛翔した若き天才たち





 拝啓 今年のカレンダーも残すところ後1枚、本格的な冬の到来となります。今年1年皆様にとってどのような年でしたでしょうか。


 当チャリティ・コンサートも、今年は、ケルト音楽や、トルコ音楽といった初めてのジャンルの音楽をご紹介するなど、少しでも今までと違った音楽をお届けしようと思い、企画をさせていただきました。


 そんな1年もあっという間に過ぎ去り、来年も皆様にお楽しみいただける企画をスタッフ共々考えていきたいと思います。


 さて今年の最後を飾る第187回は、ヤング・プラハのメンバーをお招きして、トップクラスの演奏をお楽しみいただきます。出演の皆さんはどなたも「輝ける若き天才」と呼ぶにふさわしい面々です。師走の慌しさの中、彼らのテクニックを存分にご堪能いただければと思います。どうぞお楽しみに。

日 時

平成24年12月19日(水)
17:30開場
18:00開演

会 場

千代田御茶ノ水ビル
1階エントランスホール
東京都文京区湯島1-7-12

出演者


オクサーナ・ステパニュックさん(ソプラノ)
ロマン・フラニチカさん(ヴァイオリン)
周防亮介さん(ヴァイオリン)
ペトル・ヴァシェークさん(クラリネット)
ルカーシュ・モチカさん(トロンボーン)
松本和将さん(ピアノ)

お問い合わせ先

千代田チャリティ・コンサート事務局

Tel:03-3816-5241 Fax:03-5803-4870
LinkIconメールでのお問い合わせ

お申し込み方法


郵送にて同封しました申し込み用の“往復はがき”に参加・不参加を明記の上、平成24年12月7日(金)までに到着するように投函して下さい。(注:参加・不参加にかかわらず、必ず“往復はがき”を投函して下さい。)
※往復はがきは、切らずに投函してください。
抽選により80名様に限らせていただきますのでご了承ください。
その結果につきましては、事務局より“はがき”でお知らせいたします。


ご出演者プロフィール

オクサーナ・ステパニュックさん(ソプラノ)

1996年国立ウクライナ・チャイコフスキー音楽院声楽及びバンドゥーラ専攻を首席で卒業後、各地のコンクールで優勝。


欧州、中東各地でリサイタル、オペラに出演。
2002年前ローマ法王ヨハネ・パウロ二世に招かれバンドゥーラを御前演奏。2003年初来日し、日本を拠点に各地で多様な演奏活動を行う。


ウクライナ大統領より「ウクライナ名誉アーティスト」の称号を授与される。


現在、藤原歌劇団正団員。美しい歌姫としてオペラ、コンサートに華々しい活躍をしている。また、チェルノブイリの原体験を基に、福島原子力発電所の事故への積極的な支援活動を行っている。




ロマン・フラニチカさん(ヴァイオリン)

チェコ、日本人を両親として生まれ、9歳でヨセフ・スーク指揮のオーケストラ初共演。2007年プラハ芸術アカデミー修士課程を修了。


その後、ロンドン市立ギルドホール音楽学校に留学し、同大学院を卒業。ソロ、室内楽で数多くのコンクールで優勝、入賞する。


現在は、プラハフィルアカデミー研究員の傍ら、ソロ、室内楽活動を展開。「プラハの春」国際音楽祭に出演。ヤング・プラハには、第7回、11回、20回に出演。


日本での演奏活動も多く、昨年はヤング・プラハインジャパンに招かれ、松本市でも演奏。




周防 亮介さん(ヴァイオリン)

7歳よりヴァイオリンを始め、2008年全日本学生音楽コンクール第3位。


2009年ドイツ K・シェーンタール国際コンクール優勝。


2011年第9回東京音楽コンクール優勝。本年3月、パリ・ユネスコ「3.11メモリアルコンサート」において佐渡 裕氏と共演。


第20回ヤング・プラハに出演。現在、東京音楽大学附属高校特待生2年に在学中。2012年第81回日本音楽コンクール第2位、岩谷賞(聴衆賞)受賞。




ペトル・ヴァシェークさん(クラリネット)

1984年ブルノ市生まれ。ブルノとプラハの音楽院を経て、プラハ芸術アカデミーで学位を受ける。


その後、イタリアのスヴィツェライタリアーナ音楽院で特別マスターコースを修了。その間、数々のコンクールに入賞。プラハフィルアカデミー研修員を経て、本年よりプラハ国民劇場管弦楽団奏者。ソロ、室内楽に活発な活動を展開。


2010年第19回ヤング・プラハに出演し、2011年には、ヤング・プラハ創立20年記念イン・東京に招かれ、松本市など各地で演奏し好評を博す。




ルカーシュ・モチカさん(トロンボーン)

1983年生まれ。ブルノ市のヤナーチェック・アカデミーを経て、プラハ芸術アカデミーを最優秀で卒業。


その後、ウィーンで研鑽を積む。ブルノ市国民劇場の首席奏者を経て、現在チェコフィルハーモニー管弦楽団員。その間、チェコ音楽コンクールをはじめヨーロッパ各地のコンクールで入賞し、2011年「プラハの春」国際コンクールでは最高賞を受賞。


ソリストとして、またチェコフィル金管クラブのメンバーとして多彩な活動を展開。
2011年の第20回国際音楽祭ヤング・プラハに出演。




松本 和将さん(ピアノ)

1979年倉敷市に生まれる。1998年日本音楽コンクールに優勝し、併せて全賞を受賞。2001年ブゾーニ国際ピアノコンクール第4位。2003年にはエリザベート王妃国際音楽コンクール第5位。


各地でのソロリサイタルや室内楽をはじめ、これまでに国内外で数多くのオーケストラと共演。2009年より3年間オールショパンプログラム全国ツアーを行う。豊かな音楽性でジャンルを超えた活動を展開。今までに11枚のCDをリリース。2009年より東京芸術大学、くらしき作陽大学にて後進の指導にもあたる。


現在、実力No.1ピアニストとして、着実にその地位を築いている。
第8回ヤング・プラハ出演。