次回 第156回千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
頬に優しい風が吹く季節に・・・
ふたりの天使が舞い降りる
拝啓 朝夕はめっきりしのぎやすくなりました今日このごろ 皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、第156回はデュオで楽しむヴァイオリン演奏をお贈りいたします。
ヴァイオリンという楽器の、はっきりとした起源、発明者はわかっておりません。7〜8世紀に、擦弦楽器の一つとされるレベック(Rebec)などが段々改良され、15世紀の末期にはビオール(Viol)が出来て、イタリアのガスパロ・ダ・サロ(Gasparo da Salo)により大体今の形になったといわれています。
既に16世紀中ごろには、楽器本体は、現在のヴァイオリンとほとんど変わらない、高度に完成されたものが出来上がっていたとされています。その後1680年以後、クレモナの黄金時代にはN.アマティ(Nicola Amati)、A.ストラディヴァリ(Antonio Stradivari)、G.グァルネリ(Giuseppe Guarneri)という製作家たちが手がけたヴァイオリンが現在でも、最も良い楽器「名器」として受け継がれています。
今宵は、デュオ・ヴァイオリンの魅力を充分に味わっていただきたいと思います。どうぞ、ご期待ください。
日 時平成21年10月21日(水) |
会 場千代田御茶ノ水ビル |
出演者
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お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
出演者プロフィール
川城 千秋(かわしろ ちあき)さん
徳島生まれ。3歳よりヴァイオリンを西田深春氏に師事。
国立音楽大学付属高等学校を経て、同大学卒業。
スイス・アローザ夏期音楽講習会に参加し、ファイナルコンサートに出演。
宮城日日新聞社主催「第5回宮日音楽コンクール」優良賞。
第4回大阪国際音楽コンクール入選。
第3回レガシィ ヴァイオリンコンクール・アンサンブル部門(ヴァイオリン・デュオ)にて金賞。併せてレガシィ賞、埼玉新聞社賞受賞。
現在、東京を始めとするプロオーケストラに出演する傍ら、アンサンブルやレコーディングなどの演奏活動、後進の指導も行っている。
これまでにヴァイオリンを西田深春、故・久保田良作、鷲見健彰、小森谷巧各氏に師事。
大塚 杏奈(おおつか あんな)さん
4歳よりヴァイオリンとピアノを始める。アメリカで幼少期を過ごす
国立音楽大学付属高等学校を経て、2005年国立音楽大学音楽学部器楽学科ヴァイオリン専攻を卒業。
フリーランスのヴァイオリン奏者としてクラシック音楽のソロ・室内楽・オーケストラで演奏活動を行う他、ポップスの分野においてもアーティストの録音やPVに参加
2008年夏より、一年間ドイツ(ベルリン)に留学。
現在は、東京を中心に音楽活動を再開。第四回長江杯国際音楽コンクール第三位入賞
2004年国際芸術連盟新人オーディション合格
2005年東京国際芸術協会新人オーディション室内楽部門合格。第七回日本アンサンブルコンクール弦楽ピアノデュオ部門優秀賞受賞
2006年大阪国際音楽コンクールデュオ部門エスポワール賞受賞