次回 第149回千代田チャリティ・コンサートのお知らせ
ひかえめな美しさに酔う
シクラメンの香りを漂わせて
初春とはいえ きびしい寒さが続いております。皆様にはますますご繁栄の由、何よりと存じ上げます。
さて、今回は“塩野衛子(しおのえいこ)“さんをお迎えして、ピアノソロをお楽しみいただきます。
塩野さんは、1993年に渡仏しパリで近代音楽、現代音楽を中心に音楽学とピアノを学びました。パリ第4大学(ソルボンヌ)で音楽学修士号を取得して、イルカム(仏国立音響研究所)の現代音楽学課程で博士前期課程DEAを取得しました。その他には、仏滞在地サン・ジェルマン・アン・レイのドビュッシー国立音楽院にてピアノと室内楽(審査員全員一致)で金メダルを受賞しました。
その間、ドビュッシー生家でのコンサート、ジャン・ルイ・プティへのオマージュなど数多くの音楽会やザルツブルグ夏期国際音楽講習会、アラカルト現代音楽講習会へも参加しています。
帰国後は、東京を中心にリサイタル活動を行って、2001年5月と2007年3月にブルガリア、ソフィア、2007年9月にスペイン、アリカンテで現代音楽中心のリサイタルを開催しました。
このような素晴らしい経歴の持ち主の“塩野衛子”さんに“今宵のひととき”を演出していただきます。どうぞお楽しみにしてください。
日 時平成21年2月18日(水) |
会 場千代田御茶ノ水ビル |
出演者
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お問い合わせ先千代田チャリティ・コンサート事務局 |
出演者プロフィール
塩野 衛子さん
武蔵野音楽大学大学院修了。
1993年に渡仏。パリ第4大学などで、近・現代音楽を中心に音楽学とピアノを学ぶ。
音楽学修士号と博士課程前期を取得。ドビュッシー国立音楽院にてピアノと室内楽で金メダル取得。その間、ドビュッシー生家で数多くの音楽会に出演。
帰国後は1999年6月に東京でリサイタル。2000年12月には札幌でジョイントリサイタル。また、2001年5月には、ソフィア音楽週間で現代音楽中心のリサイタルを行う。
ピアノを福井直敬、八千代夫妻、井上二葉、グレーテ・ヴェーマイヤー、ゲルハルト・ベルゲ、ジャン・ポール・セヴィラ、イエルジー・スリコフスキー、ベルナール・フォーシェ、クロード・エルフェールの各氏に、室内楽をアデル・オリオール氏に師事。